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2016年度「いのちの授業~がんを通して」を終えて

前回投稿させていただいた小金井市立南中学校での授業をもって、今年度の「いのちの授業~がんを通して」はすべて終了しました。先週、最後のアンケート集計も終わり良い反応が出たことにホッとしているところです。

既にご存じの通り、今年度の最初の2回(5月と6月に実施)では、吉野ゆりえさんが直接生徒さんたちにお話をしてくださいましたが、7月30日に吉野さんがお亡くなりになり、後半3回は過去の授業を映像資料として使いながらの展開となりましたので、生徒さんたちの反応が非常に気にかかりました。

10月実施の2校では、音声が悪かったわりにはまずまずの反応が得られたように思いますが、最終回は字幕を入れたことが功を奏したようで、吉野さんが直接お話をされた時と遜色ない反応だったように感じています。ビデオ講師という位置づけで授業にご参加いただいた吉野さんに対して、感謝の言葉が寄せられたことは大きな成果でした。

先生方からは、当日出席された全員がアンケートに回答してくださり、かなり高いご評価をいただきました。先生方全員が回答をお寄せくださった例は、過去に1校だけあったように記憶しておりますが、学校全体での意識の高さを示していると深く感謝申し上げる次第です。

来年度どのようにするのか、事業を継続するのか、吉野さんがお亡くなりになったことで打ち切りにするのか、継続するならどのような方針で進めていくのか、については今月の21日に関係者で打ち合わせをすることになっています。

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