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新島村立新島中学校事業間近です

皆様 こんちには。

関東地方も間もなく入梅を迎えそうですが、お変わりありませんでしょうか?

ブログ更新がまた1日遅れとなってしまい申し訳ありません。

さて、今週の土曜日6月10日に新島村立新島中学校での授業を実施いたします。

これに先だって、5月23日(火)に授業見学と会場・機材確認のため同校を訪問しました。

当日は、8:30調布飛行場発→9:10新島空港着の便で島に渡り、11:45新島空港発→12:25調布飛行場着の便で戻ってくるという結構ハードなスケジュールになりました。

朝の待合ロビーに若手の先生っぽい方々が6~7名いるなあ、と思っていたら、新島空港から中学校の迎車に一緒に乗り込みました。

副校長先生にお話をうかがうと、国語科の研究部会の先生方だそうで、この日は新島中の先生の研究授業参観を含め勉強会を開催するとのことでした。この先生方は、新島から3時間程度で東京に戻る高速ジェット船でお帰りになるとのことでした。

島の天気はとても穏やかで、航空機の揺れもほとんど感じられないほどで、副校長先生曰く、「私も今年でここは3年目になりますが、ここ数日海も本当に穏やかで、これだけ続くのは珍しいですよ」とのことでした。

学校到着後、研究会の先生方とは当然別行動となり、私の方は副校長先生のご案内をいただき、まずは校長室へ通されましたが、当日校長先生はご不在のご様子でした。授業当日を含め、事前・事後学習でも中心的役割を果たされる道徳教育担当の先生と簡単な打ち合わせをさせていただき、その後その先生の授業空き時間でもある2時間目を利用して会場・機材確認をしました。

昨年度新校舎が完成したばかりで、何もかもが新しく、設備も充実している感じでした。同じ敷地内には、校庭を挟んで向こう側に都立新島高等学校の校舎があり、共用している施設も多いようです。

6月10日当日の会場となるのは、校舎内にある小集会場のような場所で、名前はモヤイラウンジというそうです。名前の由来をうかがうのを忘れてしまいましたので、次回お尋ねしようかと思っております。

放送機器がセットされたラックに、移動式のスピーカーも左右1台ずつ用意されており、申し分のない環境にあるようでした。

スクリーンは移動式のものになるため、セッティング場所を確認した後、実際にスライドを試写し問題のないことを確認しましたが、PCから再生される映像の音量は放送機器側では調整できないそうで、当日PC側で調節する必要があり、この部分のみ注意を払う必要のあることも確認できました。

3時間目は授業見学をさせていただきました。

各学年1クラス、全校生徒65名の小さな学校ですので、授業をしている場所のみ副校長先生にご案内いただき、あとは自分で教室を回って歩きました。

1年生は美術、2年生は英語の少人数授業(クラスを2分割)、3年生は先ほどの国語の研究授業となっていました。

私自身、高校の英語教諭をしていた経験がありますので、どこの学校に行っても英語の授業は特に興味を持って見学させていただいていますが、2クラスとも同じ内容を扱っているようでも、先生の授業進行方法には結構差があるように感じられ、これが先生の個性によるものなのか、生徒さんの理解度によるものなのかは、短時間では判断できませんでした。全体的には少し大人しいかな、という印象を受けました。

1年生の授業では、絵の具セットへの名前記入などをしていましたが、私が教室に入っていくと「こんにちは」と生徒さんたちが口々に挨拶をしてくれ、人懐こさを感じました。
授業当日も良い雰囲気を醸し出してくれそうで楽しみです。

3年生の方は、研究授業ということもあってか少々緊張気味であるように見受けられましたが、先生からの設問に積極的に回答する姿勢もうかがえ、3年生になって積極性も身に着いてきているのかな、という感じがしました。

特別支援学級も併設されており、少し覗かせていただきました。生徒さんは2名だけで、それぞれの習熟度に合った内容の作業をしているようでした。複数の先生方が付いて熱心に指導されている様子がうかがえました。

11:15には空港での搭乗手続きをしなければならないため、わずか2時間弱の滞在ではありましたが、学校全体の様子が良く分かり大変参考になりました。

当日の授業も、少人数でのアットホームな雰囲気を大切に進めていきたいと考えております。

今回は、ご興味のある方はどうぞ、とはお勧めできにくい場所ですので、実施後改めて詳細をご報告をさせていただきたいと思っております。

天気予報を見る限り大丈夫だと思いますが、まずは無事に飛行機が飛んでくれますことを祈る次第です。

私自身は開発途上国にいた経験もあり、小型機の揺れにもそう驚くことはなく、飛行機は落ちないものだと思って乗っておりますが、お聞きするところでは、講師の久住医師はあまり飛行機がお得意ではないとのことですので、あまり揺れずに飛んでくれると良いなあと念じているところです。

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