ロバスト・ヘルスweb 始まりました
『ロハス・メディカル』を発行するロハスメディアが、その経験とネットワークの総力を挙げて科学的根拠のある健康情報を紹介していく『ロバスト・ヘルス』webが、本日サイトオープンとなりました。どうぞ、ご活用ください。
さて、何故わざわざ別のメディアを作るのかと疑問を感じる方も多いかと思いますので、簡単にその意図を説明し、決意表明に代えたいと思います。
①『ロハス・メディカル』で達成できなかったミッションに挑みます。
雑誌を通じた情報提供によって患者と医療従事者との考え方のギャップを埋め、相互不信を緩和できるのでないかと考えて、ロハス・メディカルを始めました。
しかし、雑誌を自ら手に取って読んでくださるような方々は、そもそも心の窓が開いた状態であり、医療従事者が働きかければ何の問題もなく信頼関係を結べるようです。
対して、素直なコミュニケーションが成立しないような方々は、雑誌を読んでくれません。
どうしたら良いのか、医療従事者側への情報発信を増やすことも含め、様々に試行錯誤してみましたが、結論として、大きな医療機関を受診するような切羽詰まった段階の人を何とかするのは、私たちの能力や立ち位置では不可能、と考えるようになりました。
よって、もう少し川上の、切羽詰まっていない状態の方々に情報提供することで、ミッションに近づけないか探ることにしました。
②医療大崩壊を緩和するため、微力を尽くします。
『ロハス・メディカル』を始めた時には知らなかったことですが、今後、医療や介護の需要と供給のバランスが大きく崩れ、圧倒的なサービス供給過少となることは間違いありません。
孤独死の激増など大混乱が予想され、それを分かっていながら事態を招いた政府・厚労省、またお先棒を担いだ業界団体の責任は厳しく問われるべきと思いますが、責任追及はそういうことを好きな方々に任せ、私たちは当事者意識を持って影響を少しでも軽くすべく行動したいと思います。
医療従事者でない私たちにできるのは、需要の増加をなるべく少なくすることです。
医療や介護を必要とする人からサービスを奪うわけにはいきませんから、今はまだ必要としない人に、できるだけ長く必要でない状態を続けてもらいたいと考えます。そして、それは本人にとっても悪くないことのはずです。
その一助としていただくべく、根拠のある健康情報をお知らせしていきます。
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引き続き、ご指導ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ロハスメディア代表取締役 川口恭