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ドキッ! もしかして不整脈?

30-1-1.JPGその名をよく耳にするのだけれど、怖いのか怖くないのかさえ、いま一つ分からない。
そんな不整脈について考えてみましょう。

監修/友池仁暢 国立循環器病センター病院長
    鎌倉史郎 国立循環器病センター心臓血管内科部長
    和田豊郁 久留米大学准教授

 不整脈は、ほとんどの人にあります。毎日出ていますが、ほとんど気づかれません。放っておいても問題のない大部分の中に、時折命にかかわる重篤な例が紛れています。この辺りの落差の大きさが分かりづらさの原因でしょうか。
 つまり、数も程度も非常に広い疾患概念を、たった一つの言葉で表しているため、何だか像がボンヤリしてしまうというわけです。
 学者ならば細かく分類を始めるところかもしれませんが、私たち患者の立場からすると、余計なものにまで気を遣いたくありませんので、重篤なものの見分け方、対処の仕方だけ分かれば十分ですよね。
 ということで、今回は「どういう不整脈が怖いのか」に焦点を当てて見ていくことにします。

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