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ニュース〜医療の今がわかる

「次世代の"根"の太い医師を育てたい」―民主党・梅村聡参院議員

 民主党の梅村聡参院議員(厚生労働委員会「介護・医療改革作業チーム」事務局長、内科医)は4日、今後の民主党の医療政策について「医療崩壊を食い止めることも大事だが、次の医療者を育てる医療界を目指し、その仕組みを作りたい」と述べ、医療界の教育や研究分野の充実を進めていくとの意気込みを示した。(熊田梨恵)

 民主党の今後の医療政策に関するロハスメディアの取材に答えた。「日本はこれまで診療と教育、研究を1人の人がやってこれたのがよかった。ただ、大学も運営交付金の削減などで苦しいことになっていて、3分野をやるのは難しくなっている」と、医師養成や研究を取り巻く環境が厳しくなっていると指摘。その上で、「医療崩壊を食い止めるには、長期的に10年以上、1世代はかかると思っている。その間に"根"の太い医療者をつくることが大事。病院などへの短期的な手当だけでなく、我々のフィールドの裾野を広げていく必要がある」とした。公衆衛生大学院で行政に携わる医師を育成したり、最先端研究分野への医師を投入したりすることが必要とし、それに必要な診療報酬アップなど医療費増額を行っていくとした。

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