いのちの授業〜がんを通して

「いのち」の大切さや自分の生き方を考えてもらうきっかけづくりとして、
中学生を対象に、医師と患者(元・患者)の2名をメイン講師として平成23年度から実施している授業です。

異なる立場ながら、日々「いのち」と向き合っている講師の思いや考えをじっくりと聴いてもらい、自分のこととして考えてもらいたい。人生のヒントになることが見つかるかもしれないし、将来、医師や看護師などの医療従事者を志す生徒が出てくるかもしれない。日常生活の中で活かすことのできるものを見つけてもらえたらそれで良いのではないだろうか。そんな思いから始まった企画です。

令和5年度終了時点で13年が経過し、都内57校、千葉県内1校、埼玉県内1校、合計59校で19,000人あまりの生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。コロナ禍の中でも着実に活動を継続し、令和4年度には小笠原村の2中学校を対象とする完全リモート授業も展開した実績を有します。令和6年度も実施の方向で検討しているところです。

『いのちの授業』のご紹介、授業の実施、お問い合わせについて
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令和5年度「いのちの授業~がんを通して」も無事に終了しました。

皆様、明けましておめでとうございます。

令和5年は記事の更新を怠ってしまい、まことに申し訳ございませんでした。

令和5年4月3日付けの記事で3校での実施が決定していること、追加で希望校を募集することをお知らせいたしました。結局、追加の実施希望校が出ることはなく(年度が始まってから急遽行事を組み込むことは不可能と言えるためでしょう)、お知らせしていた3校のみでの実施となりました。

実施順に記載いたしますと
①令和5年9月16日(土)青梅市立吹上(ふきあげ)中学校
1~3年生までの全校生徒対象の対面方式で実施しました。対象生徒数は160名あまりでした。
②令和5年10月7日(土)昭島市立福島(ふくじま)中学校
1~3年生までの全校生徒対象の対面方式で実施しました。対象生徒数は220名あまりでした。
③令和5年11月4日(土)あきる野市立東中学校
全校生徒数が670名あまりの大規模校で、当初は3年生のみ対象で実施予定でしたが、学校側のご希望により2~3年生440名あまりは対面方式で、1年生230名あまりは各教室でのリモート参加方式で実施しました。学校側がリモート実施用にカメラを用意してくださったことから、我々の方では通常の対面方式から大きくやり方を変更せずに実施することができました。

昨年度実施の小笠原村立小笠原中学校・母島中学校の時から、生徒さんに記入してもらう実施前アンケート、事前学習用ワークシート、実施後アンケート、先生方にご協力いただく教職員用アンケートをGoogleフォームでの送信形式に変更しましたので、令和5年度もその形式で生徒さんや教職員皆さんの反応やご意見を集めさせていただきました。

全体的には、生徒さんの反応も先生方の反応も良かったという結果が出ておりますが、実施から13年が経過し、そろそろ少しやり方等を検討する時期に来ているようにも感じております。

令和6年度の実施に関しては、今後具体的に検討し、皆様にお知らせしたいと考えております。

 皆様、こんにちは。
 今年は桜の開花が早く、4月に入ったばかりだというのに、もう散り始めてしまっており、名残惜しい感じがします。

 さて、令和5年度「いのちの授業~がんを通して」に関しましては、1月から募集を継続してきましたが、残念ながら3校からの応募に留まってしまいました。実施予定の3校をご紹介させていただくと共に、改めて追加募集をさせていただきますので、新年度開始後にはなりますが、ご興味をお持ちの方はお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

 まずは、令和5年度に実施が確定した学校をご紹介いたします。

  1. 1.令和5年9月16日(土)青梅市立吹上(ふきあげ)中学校
      全校生徒200名弱対象
  2. 2.令和5年10月7日(土)昭島市立福島(ふくじま)中学校
      全校生徒250名弱対象
  3. 3.令和5年11月4日(土)あきる野市立東中学校
      第3学年生徒250名弱対象

 
 既に3校を訪問させていただき、基本的な打ち合わせは済ませましたが、令和4年度から令和5年度に向け、実施校でも校長先生の異動があることから、新年度開始後に改めて情報交換等を密に実施させていただきたいと考えております。

 さて、ここからは、「追加募集」お知らせです。お問い合わせをお待ち申し上げております。

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令和5年4月3日

中学校校長 各位

株式会社ロハス・メディカル・ジャパン
代表取締役 川口 利
(「いのちの授業~がんを通して」事務局)

令和5年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校追加募集案内

謹啓 陽春の候、貴校ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 さて、平成23年度から開始いたしました「いのちの授業」も12年が経過し、都内54校、千葉県内1校、埼玉県内1校の合計56校で約18,000名の生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。当事業誕生のきっかけや目標等につきましては、当サイト内の『「いのちの授業」ご紹介、授業の実施、お問い合わせについて』をご覧いただくようお願い申し上げます。

 このたび、下記の通り『令和5年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校追加募集』のご案内をさせていただくこととなりました。これは、令和5年1月4日付けで『令和5年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集案内』を掲載させていただきましたところ、ご応募が3校のみに留まり、実施可能枠が2校分空いているためです。

 年度途中で新たな行事を組み込むことは大変難しいかとは存じますが、もし、ご興味をお持ちいただけるようでしたら、早目にお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

1 主催:株式会社ロハス・メディカル・ジャパン

2 協賛:大塚製薬株式会社

3 実施対象校数:中学校年間5校実施枠のうち2校分

4 実施対象学年:全学年または複数学年または個別学年(全学年・複数学年・個別学年 にかかわらず、実施可能生徒総数は400名程度までとなります)。

5 実施時期: 5月~11月の土曜日(1校時準備・2~3校時授業実施を基本とします)。

6 実施形態:対面での実施を基本とします。
(当事業に関する詳細は、https://lohasmedical.jp/inochi/をご覧ください)

7 必要時数:
①事前学習 1校時分
②「いのちの授業~がんを通して」2校時分
③事後学習 1校時分

8 講師:
①医療従事者側講師:久住英二(医療法人社団鉄医会 ナビタスクリニック 理事長)
②患者側講師:鈴木美穂(元・乳がん患者、認定NPO法人 マギーズ東京 共同代表理事)
③進行役:川口 利(株式会社ロハス・メディカル・ジャパン代表取締役)

9 問い合わせ先:
川口 利(090-4223-7450、satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp
※状況によっては携帯電話に応答できない場合もございますので、必ずメッセージをお残しください。

10 実施希望申込受付期間:令和5年4月3日(月)~令和5年5月12日(金)

11 実施希望申込方法:
『「いのちの授業~がんを通して」事務局 川口 利』あて以下のアドレスにメールを送信してください。 satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp

12 実施希望申し込みメールへの記載内容:
①学校名
②校長氏名
③学校所在地
④実施希望対象学年および生徒数
⑤貴校における当事業の位置づけ(例:「道徳授業地区公開講座」として)
⑥実施希望日程(第1希望から第3希望までご記載ください。9月16日、10月7日、11月4日は既に講師側のスケジュールが確定しておりますので、避けていただきますようお願い申し上げます。原則的には第1希望から第3希望までをご記入いただいておりますが、年度開始後のご応募に鑑みて、特定の希望日のみによるご応募でも結構でございます。ただし、講師側のスケジュールによっては、お受けできない可能性がありますことをお含みおきいただきたいと存じます。)
⑦実施希望動機(可能な限り具体的にご記載ください)

13 留意事項:
7-必要時数に記載してある授業時間数を確保できることが条件となります(事前学習については、当方で用意した統一教材をご使用いただきます。Googleフォームによるアンケート等にタブレット端末から回答していただく形式を基本とします。詳細は、学校訪問時にご説明いたします)。
「12-実施希望申し込みメールへの記載内容⑦」を特に重視させていただき、ご希望が出された後に「いのちの授業~がんを通して」事務局の川口が校長先生との面談をさせていただいたうえで実施を決定いたします。
③実施希望を表明された場合でも、選考に漏れることがありますので、あらかじめご了承ください。
④実施日の割り当ては、既に実施が決定している学校の日程および講師側のスケジュールを考慮したうえで決定させていただきますので、あらかじめご了承ください。

14 特記事項:
 新年度が始まってからの追加募集となりますことから、実施希望のお問い合わせをいただいた場合には、当方としても可能な限り柔軟な対応をさせていただきたいと考えております。

以上

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 ご案内の内容に対するご質問等がございます場合、まずは「9-問い合わせ先」へのご相談をお願い申し上げます。

 講師一同、貴校の生徒さんに対する教育的効果の高いプログラムであると自負いたしておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。

 時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。

謹白

 

令和5年1月4日

中学校校長 各位

株式会社ロハス・メディカル・ジャパン
代表取締役 川口 利
(「いのちの授業~がんを通して」事務局)

 

令和5年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集案内

 

謹啓 新春の候、貴校ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 さて、平成23年度から開始いたしました「いのちの授業」も12年が経過し、都内54校、千葉県内1校、埼玉県内1校の合計56校で約18,000名の生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。当事業誕生のきっかけや目標等につきましては、当サイト内の『「いのちの授業」ご紹介、授業の実施、お問い合わせについて』をご覧いただくようお願い申し上げます。

 このたび、下記の通り『令和5年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』のご案内をさせていただくこととなりました。

 

1 主催:株式会社ロハス・メディカル・ジャパン

2 協賛:大塚製薬株式会社

3 実施対象校数:中学校5校

4 実施対象学年:全学年または複数学年または個別学年(全学年・複数学年・個別学年にかかわらず、コロナ禍に鑑みて、実施可能生徒総数は400名程度までとなります)。

5 実施時期:5月~11月の土曜日(1校時準備・2~3校時授業実施を基本とします)。

6 実施形態:対面での実施を基本とします
(当事業に関する詳細は、https://lohasmedical.jp/inochi/をご覧ください)

7 必要時数:
①事前学習 1校時分
②「いのちの授業~がんを通して」2校時分
③事後学習 1校時分

8 講師:
①医療従事者側講師:久住英二(医療法人社団鉄医会 ナビタスクリニック 理事長)
②患者側講師:鈴木美穂(元・乳がん患者、認定NPO法人 マギーズ東京 共同代表理事)
③進行役:川口 利(株式会社ロハス・メディカル・ジャパン代表取締役)

9 問い合わせ先:
川口 利(090-4223-7450、satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp

10 実施希望申込受付期間:令和5年1月5日(木)~令和5年2月10日(金)

11 実施希望申込方法:
『「いのちの授業~がんを通して」事務局 川口 利』あて以下のアドレスにメールを送信してください。 satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp

12 実施希望申し込みメールへの記載内容:
①学校名
②校長氏名
③学校所在地
④実施希望対象学年および生徒数
⑤貴校における当事業の位置づけ(例:「道徳授業地区公開講座」として)
⑥実施希望日程(第1希望から第3希望までご記載ください。11月4日は既に講師陣のスケジュールが確定していますので、避けていただきますようお願い申し上げます。)
⑦実施希望動機(可能な限り具体的にご記載ください)

13 留意事項:
7-必要時数に記載してある授業時間数を確保できることが条件となります(事前学習については、当方で用意した統一教材をご使用いただきます。Google Formsによるアンケート等にタブレット端末から回答していただく形式を基本とします。詳細は、学校訪問時にご説明いたします)。
「12-実施希望申し込みメールへの記載内容⑦」を特に重視させていただき、2月中をめどに「いのちの授業~がんを通して」事務局の川口が校長先生との面談をさせていただいたうえで実施校を決定いたします。
③実施希望を表明された場合でも、選考に漏れることがありますので、あらかじめご了承ください。
④実施日の割り当ては希望校全体を調整したうえで決定させていただきますので、あらかじめご了承ください。

以上

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 ご案内の内容に対するご質問等がございます場合、まずは「9-問い合わせ先」へのご相談をお願い申し上げます。

 講師一同、貴校の生徒さんに対する教育的効果の高いプログラムであると自負いたしておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。

 時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。

謹白

 

皆様、大変ご無沙汰しております。

記事の間隔が空いてしまい、申し訳ございません。この間に、令和4年度「いのちの授業~がんを通して」は、9月実施2校・10月実施1校・11月実施1校と無事に予定を終了することができました。

①9月10日(土)小笠原村立小笠原中学校・母島中学校
過去の記事に記載した通り、小笠原村立小笠原中学校・母島中学校2校合同で、それぞれの学校に対して当方実施会場からのリモート中継で実施しました。事前に念入りに準備したことが功を奏し、大きなトラブルもなく終了することができホッとしました。対象の生徒数は小笠原中学校66名、母島中学校12名と大変小規模な授業でしたが、リモート展開かつ後方からの録画撮影だったので、生徒たちの表情や反応が把握しにくかった点が残念でした。しかし、講師に対する質問や事後アンケート結果から、真剣に受け止めてくれたことが分かり、今回の実施は大きな意義があったことを実感しました。

②9月17日(土)国分寺市立第二中学校
こちらも過去の記事に記載した通り、市の教育委員会のご指導により、対面実施可能な学年は1つと定められていたことから、3年生のみが体育館での対面受講、1・2年生は各教室でのリモート受講となりました。スライド等を含めてすべて学校側のPCをお借りして実施したのですが、やはり当日少々トラブルが発生したり、録画していただいた映像に音声が入っていなかったりと、対面とリモートの同時実施の難しさを改めて感じさせられました。

③10月29日(土)あきる野市立御堂中学校
あきる野市では初めての実施となりました。全校の生徒数が230名程度でしたので、体育館を会場に、6月に杉並区立富士見丘中学校で実施して以来の全校対面実施となり、全校生徒と直接顔を合わせながら話せる充実感を味わいました。こちらの学校でも、事前・事後学習のアンケート等をGoogle Formsを利用したタブレット端末からの回答形式で実施しましたが、大きなトラブルもなく終了することができました。あきる野市からは、別の学校が来年度実施希望を出すことが予定されているようです。

④11月5日(土)青梅市立泉中学校
昨年度3年生のみを対象に対面実施した学校ですが、校長先生から「ぜひ、全校生徒を対象に実施していただきたい」との強いご希望をいただき、異例ではありますが、2年連続での実施となりました。全校生徒約400名を対象とした、今年度最大規模での全校対面実施となりましたが、特に大きなトラブルも発生せず、無事に終了することができました。こちらの学校でも、事前・事後学習のアンケート等をGoogle Formsを利用したタブレット端末からの回答形式で実施しました。

来年度、令和5年度も継続して年間5校での実施を予定しております。可能な限り対面実施とさせていただきたいと考えております。また、事前・事後学習のアンケート等に関しては、今年度5校中4校で電子化したGoogle Formsによるアンケート等を活用し、各市区町村のセキュリティーに関しては事前の確認を慎重に進める必要があるものの、実施校の負担軽減に繋がることも分かりましたので、今後はタブレット端末を利用した脱ペーパー化の方針を採用していくつもりです。

近々『令和5年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』のご案内を掲載予定ですので、実施に関するお問い合わせ等をお待ち申し上げます。

どうぞ良い年をお迎えください。

2学期がスタートしました。

皆様、大変ご無沙汰しております。

記事の間隔が空いてしまい、申し訳ございません。この間、「いのちの授業~がんを通して」に関して何もしていなかったわけではなく、9月実施2校との調整を続けておりました。

9月に実施する2校は、①9月10日(土)小笠原村立小笠原中学校および母島中学校②9月17日(土)国分寺市立第二中学校です。

小笠原村立の中学校2校とは完全リモートでの実施となりますので、それに関する調整や確認をとにかく念入りに実施してまいりました。「いのちの授業~がんを通して」スタート時からお世話になっている大塚製薬株式会社関係者の方が、現在、関連会社である大塚メディカルデバイス株式会社の役員をお務めになっておられ、同社のスタジオをお借りしてリモート中継をさせていただくことになっておりますので、スタジオの関係者の方と技術面等での打ち合わせをさせていただき、それに基づき小笠原村側との調整を実施、実施方法については双方で合意に至り、あとは当日を待つばかりとなっております。今回の台風も、小笠原諸島に大きな影響を及ぼしたようですので、当日そのような自然の驚異に晒されないことだけを祈っております。

従来ですと、事前学習用教材(事前アンケート・事前学習用ワークシート)は紙ベースのものを使用し、講師紹介用ビデオはCDを貸与してきたのですが、今回は、小笠原村側からの要望もあり、電子したものを使用することとなり、そちらの準備にも少し時間がかかりました。実施後に生徒さんたちに記入してもらう「事後アンケート」と先生方にご協力いただく「教職員アンケート」も電子化しましたので、手作業で行っていた集計作業の手間がなくなり、結果報告までの時間も短縮できるものと期待しております。

国分寺市立第二中学校では、市の教育委員会のご指導により、対面実施可能な学年は1つと定められており、3年生のみが体育館での対面受講、1・2年生は各教室でのリモート受講となります。現在は、各市区町村のセキュリティが厳しくなっており、外部のPCは校内のリモート環境に入れなくなっていることも多いため、その点に関する確認を入念に実施いたしました。予想通り、私のPCは使用不可であることが判明し、スライド等を含めてすべて学校側のPCにて実施することが決定しております。こちらでも、教材等は可能な限り電子化したものを使用したいとのご要望があり、小笠原村と同様の方法を採用することになっております。

どちらの学校もリモート実施が絡んできますので、とにかくトラブルが発生せずに無事に実施できることを祈っている次第です。

10月と11月にも1校ずつ、2学期に4校で実施してまいりますので、引き続きご支援をお願い申し上げます。

今年度第1回目授業終了

皆様、こんにちは。また、1カ月のご無沙汰となってしまい、申し訳ございませんでした。

それにしても、猛暑日の連続、まだ暑さに慣れていない体には応えます。

さて、「いのちの授業~がんを通して」は、6月11日(土)に杉並区立富士見丘中学校での今年度1回目の授業が無事に終了いたしました。学校側の時間割の都合上、通常より時間を短めに設定せざるを得なかったのですが、講師側の話が予定より早く終わり、質疑応答に予定より長い時間を充てることができ、久し振りの全校授業を充実した形で実施することができたと感じています。

翌週の13日(月)には、9月10日(土)実施予定の小笠原村教育委員会関係者とのリモート会議を実施しました。既に、今年2月に一度実施をしたのですが、4月の人事異動で指導主事をはじめ、関係校(小笠原村立小笠原中学校・同母島中学校)管理職の異動があったことから、再度顔合わせを兼ねての打ち合わせとなりました。当日スタジオをお借りすることになっている、大塚メディカルデバイス株式会社の技術担当者の方にも加わっていただき、接続確認も含め「いのちの授業~がんを通して」全体に関する擦り合わせを行いました。7月14日(木)に再度、小笠原村教育委員会教育課指導主事・大塚メディカルデバイス株式会社テクニカルサポート部長・小職との間で打ち合わせを実施することになっています。

9月は、翌週17日(土)にも国分寺市立第二中学校での実施を控えており、そちらの準備も開始することになります。実は、異動されるとは思ってもいなかった「いのちの授業~がんを通して」への申込時の校長先生がお辞めになっていることに気づいておらず少々慌てたのですが、4月に着任された新しい校長先生との連絡も取れ、7月7日(木)に学校を訪問させていただき、「いのちの授業~がんを通して」のご説明等をさせていただくことになりました。

小笠原中学校と母島中学校は完全リモートでの実施、国分寺市立第二中学校は全校生徒約400名との対面実施ですので、どちらの学校に対しても準備段階での取りこぼしがないよう、入念な打ち合わせ等を重ねていきたいと思っております。

引き続きのご支援をお願い申し上げます。

今月から授業が始まります

皆様、ご無沙汰してしまい申し訳ございませんでした。

「いのちの授業~がんを通して」は、4月末に関係者での打ち合わせを行い、今年度も昨年度と同じ方針で進めていくことになりました。1つ大きな変化があったのは、元患者として講師をお務めいただいている鈴木美穂さんにご長女がご誕生されたことです。今年度は、育児をされながら講師をお務めいただくことになりますので、新鮮なお話もうかがえるのではないかと期待しているところです。

今年度最初の「いのちの授業~がんを通して」は、6月11日(土)の杉並区立富士見丘中学校からスタートいたします。3年前に一度お邪魔した学校ですので、校長先生も当事業のことをよくご存じですが、当日の学校側時間割の関係から、質問の時間をかなり縮める必要が出てきました。本当は、生徒さんの質問を15~20分程度受けたいところですが、今回は全体で3名程度の質問しか受けられそうもなく、その点が少々残念です。授業見学や会場・機材確認のための事前訪問は5月20日(金)に実施させていただき、最終準備段階を迎えているところです。

翌週の13日(月)には、小笠原村教育委員会、小笠原村立小笠原中学校、小笠原村立母島中学校の方々とリモート会議を開催することになっています。実は、既に一度開催はしているのですが、4月1日付けの人事異動で大きな動きがありましたので、再度顔合わせを兼ねて実施させていただくことにいたしました。

1学期での実施は杉並区立富士見丘中学校1校のみですが、2学期実施4校との事前確認等、6月から忙しくなりそうです。

今年度もよろしくお願い申し上げます。

実施5校決定

皆様、こんにちは。前回の記事更新以来1カ月ぶりとなってしまいましたが、令和4年度を迎え、人生の新たな一歩を歩み始めた方も多いのではないでしょうか?

私の方は大きな変化もなく、これまで通りの新年度を迎えましたが、昨年度末ギリギリの段階で嬉しいことがありました。令和4年度「いのちの授業~がんを通して」実施校として残り1校の応募があり、3年ぶりに5校で実施できることになったのです。最後の1校もリピーター校で、前回実施時に受講してくれた生徒さんがすべて卒業し、メンバーが一新されることからご応募いただいたものです。今日は、改めまして令和4年度「いのちの授業~がんを通して」実施校を実施日順に記載させていただきます。

1、杉並区立富士見丘中学校 令和4年6月11日(土)
2、小笠原村教育委員会(小笠原村立小笠原中学校・母島中学校) 令和4年9月10日(土)
3、国分寺市立第二中学校 令和4年9月17日(土)
4、あきる野市立御堂中学校 令和4年10月29日(土)
5、青梅市立泉中学校 令和4年11月5日(土)

以上の5校中、初めて実施させていただく市区町村が小笠原村とあきる野市、校長先生や学校自体がリピーターになっている所が4校となっており、リピート率はこれまでで一番高い80%に達しています。実施枠5校すべてを新規開拓するのはなかなか難しいなか、リピート校の存在は大変ありがたいのですが、反面、もう少し新規実施市区町村や新規実施校を増やしていく必要もあると感じています。

いよいよ12年目がスタートします。皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

皆様、こんにちは。

2月中に記事の更新ができず、申し訳ございませんでした。

1月25日に『令和4年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』の記事を掲載させていただきましたところ、現在までに5校から応募があり、そのうち1校については講師のスケジュールが合わず実施を見送らせていただくことになりましたが、4校での実施が確定しましたので、本日はその情報を掲載させていただきます。

小笠原村教育委員会(小笠原村立小笠原中学校・母島中学校)リモートでの実施
9月10日(土)2~3時間目
昨年中に教育委員会指導主事の方から当プログラムに対する問い合わせが入ってきたため、令和3年度総括会議の席上で実施希望をお受けしたい旨をお諮りしたところ、関係者の同意をいただき実施させていただくことが決定いたしました。既に教育委員会の指導主事、小笠原中学校および母島中学校管理職との合同打ち合わせをリモートで実施し、当日までの流れや確認すべき事項等について説明・意見交換を実施しております。指導主事の方が「いのちの授業~がんを通して」ウェブサイトをご覧になりお問い合わせくださったことで、東京都で最も遠方に位置する中学校での実施が実現したものです。島しょ部での実施は、平成29年度の新島村立新島中学校に次いで2校目(今回は2校同時実施となりますが、1校としてカウント)となります。

国分寺市立第二中学校
9月17日(土)2~3時間目
過去に別の学校で「いのちの授業~がんを通して」をご採用くださった校長先生からのご希望により実施が決定いたしました。国分寺市立第二中学校における2回目の実施となりますが、1回目実施は平成28年度でしたので、校長先生も交代されており、当然ながら当時の生徒さんは卒業されております。全校生徒対象で「道徳授業地区公開講座」としての実施になります。

あきる野市立御堂(みどう)中学校
10月29日(土)2~3時間目
過去に別の学校で「いのちの授業~がんを通して」をご採用くださった校長先生からのご希望により、実施が決定いたしました。あきる野市での実施は初となります。全校生徒対象で「道徳授業地区公開講座」としての実施になります。

青梅市立泉中学校
11月5日(土)2~3時間目
実は令和3年度に実施したばかりなのですが、コロナウイルスの影響で学年を絞って3年生のみを対象に実施させていただいたところ、校長先生から「受講できなかった1・2年生(令和4年度2・3年生)にもぜひお願いしたい」との強いご希望をいただきました。通常ですと全校生徒対象での実施が基本形態となりますので、同一校での実施は早くても3年後ということになるのですが、コロナ禍の中では事情も変わってくることから、2年連続での実施ではありますが、お受けすることにしました。2・3年生対象で「道徳授業地区公開講座」としての実施になります。

なかなかコロナ禍からは抜け出せそうにもありませんが、令和4年度も着実に実施実績を積み重ねて参りたいと考えておりますので、皆様のご支援をお願い申し上げます。

皆様、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

本来ですと、1月5日と20日に記事の更新をしなければならなかったのですが、メンテナンスのため、昨年末から一時的にサイトを休止しておりました。 ご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。

さて、オミクロン株による「まん延防止等重点措置」が各地に出され、再度コロナ禍へと突入してしまいましたが、「いのちの授業~がんを通して」は、令和4年度も十分な感染防止対策を講じながら継続して参ります。

つきましては、以下に『令和4年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集案内』を掲載させていただきますので、ご検討くださいますようお願い申し上げます。

令和4年1月25日

 

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中学校校長 各位

株式会社ロハス・メディカル・ジャパン
代表取締役 川口 利
(「いのちの授業~がんを通して」事務局)

 

令和4年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集案内

 

謹啓 大寒の候、貴校ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 さて、平成23年度から開始いたしました「いのちの授業」も11年が経過し、都内49校、千葉県内1校、埼玉県内1校の合計51校で約17,000名の生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。当事業誕生のきっかけや目標等につきましては、当サイト 内の『「いのちの授業」ご紹介、授業の実施、お問い合わせについて』をご覧いただくようお願い申し上げます。

 このたび、下記の通り『令和4年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』のご案内をさせていただくこととなりました。

 

1 主催:株式会社ロハス・メディカル・ジャパン

2 協賛:大塚製薬株式会社

3 実施対象校数:中学校5校

4 実施対象学年:全学年または複数学年または個別学年(全学年・複数学年・個別学年にかかわらず、コロナ禍に鑑みて、実施可能生徒総数は300名程度までとなります)。

5 実施時期:5月~11月の土曜日(1校時準備・2~3校時授業実施を基本とします)。

6 実施形態:対面での実施を基本とします。
(当事業に関する詳細は、https://lohasmedical.jp/inochi/をご覧ください)

7 必要時数:
①事前学習:1校時
②「いのちの授業~がんを通して」:2校時
③事後学習:1校時

8 講師:
①医療従事者側講師:久住英二(医療法人社団鉄医会 ナビタスクリニック 理事長)
②患者側講師:鈴木美穂(元・乳がん患者、認定NPO法人 マギーズ東京 共同代表理事)
③進行役:川口 利(株式会社ロハス・メディカル・ジャパン代表取締役)

9 問い合わせ先:
川口 利(090-4223-7450、satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp

10 実施希望申込受付期間:令和4年1月26日(水)~令和4年2月15日(火)

11 実施希望申込方法:
『「いのちの授業~がんを通して」事務局 川口 利』あて以下のアドレスにメールを送信してください。 satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp

12 実施希望申し込みメールへの記載内容:
①学校名
②校長氏名
③学校所在地
④実施希望対象学年および生徒数
⑤貴校における当事業の位置づけ(例:「道徳授業地区公開講座」として)
⑥実施希望日程(第1希望から第3希望までご記載ください。9月10日は既に講師陣のスケジュールが確定していますので、避けていただきますようお願い申し上げます。)
⑦実施希望動機(可能な限り具体的にご記載ください)

13 留意事項:
①7-必要時数に記載してある授業時間数を確保できることが条件となります(事前学習については、当方で用意した統一教材をご使用いただきます)。
②「12-実施希望申し込みメールへの記載内容⑦」を特に重視させていただき、2月中をめどに「いのちの授業~がんを通して」事務局の川口が校長先生との面談をさせていただいたうえで実施校を決定いたします。
③実施希望を表明された場合でも、選考に漏れることがありますので、あらかじめご了承ください。
④実施日の割り当ては希望校全体を調整したうえで決定させていただきますので、あらかじめご了承ください。

以上

 

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 ご案内の内容に対するご質問等がございます場合、まずは「9-問い合わせ先」へのご相談をお願い申し上げます。

 講師一同、貴校の生徒さんに対する教育的効果の高いプログラムであると自負いたしておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。

 時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。

謹白

 

皆様、こんにちは。

今年も残すところ僅かとなってしまいました。

今日はタイトルの通り、今年度実施4校のうち後半2校のアンケート結果をお知らせいたします。

八王子市立いずみの森義務教育学校アンケート結果 八王子市立いずみの森義務教育学校アンケート結果.jpg

青梅市立泉中学校アンケート結果 青梅市立泉中学校アンケート結果.jpg

両校ともに3年生(八王子市立いずみの森義務教育学校は9年制のため9年生)が受講対象者に入っていることから、前後でかなりはっきりとした差異が見られると思います。

やはり、3年生がどのような反応を示してくれるのかに我々の関心も集まりますので、そういった観点から見て、実施効果は大きかったと言えるのではないでしょうか。

明後日22日(水)に関係者で今年度総括および来年度実施方針策定のための会議を開催いたします。青梅市立泉中学校アンケート結果.jpg

皆様、こんにちは。

先週火曜日から水曜日にかけて雨が降ったものの、東京地方は相変わらず安定したお天気が続いております。

医療従事者対象に3回目のワクチン接種も始まったようですが、オミクロン株の影響が心配されます。緊急事態宣言が解除されてから人流も増え、電車なども結構混んだ状態となっていますし、乾燥する冬を迎えるにあたり、インフルエンザと共に注意しなければなりませんね。学校でもやっと活動が正常化しつつあるなかで、また感染者数が急増するようなことになると、3月の卒業式や4月の入学式にも影響が出ることが予想されますし、我々の「いのちの授業~がんを通して」への影響も少なくないと危惧いたしております。

さて、今日の記事では、今年度1校目として実施した大田区立矢口中学校と2校目として実施した武蔵村山市立第五中学校のアンケート結果をご報告させていただきます。

既にご存じの方も多いとは思いますが、「いのちの授業~がんを通して」を受ける生徒さんたちには、事前と事後に当方で用意したアンケートに答えていただくことになっています。どのようなアンケートなのか、念のため復習をさせていただきます。

事前アンケート
 現在のあなたは、次のうちのどれに当てはまりますか? 難しく考える必要はありませんので、思ったままに答えてください。最も当てはまる番号に○を付けてください。

1 あなたは、今生きていることを当然(当たり前)だと思いますか?

(1)思う     (2)思わない     (3)分からない

2 あなたは、生命の尊(とうと)さについて考えたことがありますか?

(1)ある     (2)ない       (3)どちらとも言えない

3 あなたは、何のために生きているのかを考えたことがありますか。

(1)ある     (2)ない       (3)どちらとも言えない

4 あなたは、自分にしかできないことがあると思いますか?

(1)思う     (2)思わない     (3)分からない

5 あなたは、自分にできることを探してみようと思いますか?

(1)思う     (2)思わない     (3)分からない

6 あなたは、生と死について考えてみたことがありますか?

(1)ある     (2)ない       (3)どちらとも言えない


事後アンケート
 「いのちの授業~がんを通して」を受けた後でのあなたは、次のうちのどれに当てはまりますか? 難しく考える必要はありませんので、思ったままに答えてください。
1~6は最も当てはまる番号に、7は当てはまる番号すべてに○を付けてください。
8は、自由に自分の考えを書いてください。

1 あなたは、今生きていることを当然(当たり前)だと思いますか?

(1)思う     (2)思わない     (3)分からない

2 あなたは、生命の尊(とうと)さについて考えたことがありますか?

(1)ある     (2)ない       (3)どちらとも言えない

3 あなたは、何のために生きているのかを考えたことがありますか?

(1)ある     (2)ない       (3)どちらとも言えない

4 あなたは、自分にしかできないことがあると思いますか?

(1)思う     (2)思わない     (3)分からない

5 あなたは、自分にできることを探してみようと思いますか?

(1)思う     (2)思わない     (3)分からない

6 あなたは、生と死について考えてみたことがありますか?

(1)ある     (2)ない       (3)どちらとも言えない

7 「いのちの授業~がんを通して」を受けた後で、授業のことを誰かと話しましたか?

(1)家族と話した   (2)友達同士で話した   (3)学校の先生と話した 

(4)その他<誰と話したか( )に書いてください>(           )

(5)誰とも話していない

8 「いのちの授業~がんを通して」を受けてどのように考えましたか?


ご覧いただいてお分かりのように、1~6は事前・事後で共通の質問になっています。事前と事後でどのような変化が現れているかを確認することが目的となっています。事後の7は、「いのちの授業~がんを通して」を受けた生徒さんたちが、そのことについてどの程度発信して身の回りの人々とシェアしてくれたかを把握することを目的としています。

以下に大田区立矢口中学校と武蔵村山市立第五中学校のアンケートについて、グラフで表した結果を示させていただきます。

(1)大田区立矢口中学校アンケート結果

大田区立矢口中学校アンケート結果.jpg

(2)武蔵村山市立第五中学校アンケート結果

武蔵村山市立第五中学校アンケート結果.jpg

2校での大きな違いは、対象となった学年が異なることです。

大田区立矢口中学校では、当初2~3年生対象で実施することになっていたのですが、3年生が実施月9月の別の土曜日に英語の模擬試験を受けなければならなくなったことから対象を1~2年生に変更し、3年生は後日授業のビデオを視聴することになりました。

武蔵村山市立第五中学校では、当初の予定通り3年生のみを対象として実施しました。

結果として、3年生が受講した武蔵村山市立第五中学校の方が、前後でより大きな差が見られることが分かります。大田区立矢口中学校でも前後での差は見て取れますが、1の「あなたは、今生きていることを当然(当たり前)だと思いますか?」に対してのみ前後での差が顕著に現れており、それ以外の質問に対しては微動に留まっています。その一方で、武蔵村山市立第五中学校では、すべての質問に対して前後での差がかなりはっきり現れていると言えます。

そもそも「いのちの授業~がんを通して」は、中学生対象ではあるものの、その中でも特に3年生がどのくらい感じ取ってくれるかに注目しながら進めてきていますので、妥当な結果であるとも言えます。大田区立矢口中学校の3年生が受講してくれていたらどうなっていたのか、ビデオ視聴という形になってしまい生の声を届けられなかったことが少し残念です。

7の『「いのちの授業~がんを通して」を受けた後で、授業のことを誰かと話しましたか?』に対しては、両校とも家族や友人とシェアしてくれた生徒さんが多く、我々としても大変ありがたく思っています。

次回は、3校目実施校の八王子市立いずみの森義務教育学校と4校目実施校の青梅市立泉中学校のアンケート結果をお伝えいたします。

皆様、こんにちは。

東京地方は秋晴れで過ごしやすい日が続いています。

今年度、と言いましても実質9月初旬から11月初旬の2カ月間でしたが、今月6日に青梅市立泉中学校での最終授業を無事に終え、コロナ禍の中で何とか4校での実施実績を積むことができました。9月中旬から10月いっぱい別件で手が空かず、現在アンケート集計に勤しんでいるところです。

今後コロナの流行がどうなるのか予断を許しませんが、何と来年度に向けて既に2件の問い合わせが入ってきています。今までこんなに早い時期に来年度の問い合わせが来たことはなかったと記憶しておりますので、やはり10年以上続けてきたことの効果かもしれません。1件は、「いのちの授業~がんを通して」のサイトを検索で見つけて、ぜひお願いしたいというお申し出であり、私自身ちょっとビックリもしています。

12月中に総括会議を開催する予定ですので、その席上この2件についても報告させていただき、関係者の方向性をまとめていきたいと考えております。

アンケート結果が2校分はまとまっていますので、次回の更新時にお伝えするようにしたいと思います。

皆様、こんにちは。
東京地方は、爽やかな秋晴れが続いており、穏やかに過ごすことができています。

先月20日にブログを更新できずに失礼いたしましたが、実は中旬に私のPCが故障してしまい、データバックアップを取ってもらった上で修理を試みたところ、ハードディスクを初期化することで何とか復活したものの、お気に入りに置いてあったURLは消えてしまい、この作成ページに入ることができなくなってしまったことから、更新を断念したような次第です。

先月23日(土)には、八王子市立いずみの森義務教育学校で今年度3回目の授業を実施いたしました。他の学校行事と重なっていたこともあり、通常より1時間早い1~2時間目に8年生と9年生を対象に実施いたしました。私の自宅(千葉県市川市)からはかなり遠く、いつも集合時刻の30分程度前には待ち合わせ駅に到着するようにしていることから、まだ路線バスも走っておらず、日時指定でタクシーを予約しJR中央・総武線市川駅まで出て、そこから電車で八王子駅まで行くという、かなり厳しい朝でしたが、早く始まった分早く終わり、その後事務所に戻り一仕事できましたので、充実した一日を送ることができたかと思っています。

義務教育学校ですので、1年生から9年生までが同じ校舎内で学校生活を送っており、8~9年生は学校の核として所謂小学生たちの面倒も見ながら成長を遂げているようです。当日は、体育館で別行事が同時進行中でしたので、校内にある別のホールで授業を実施しました。いつもより生徒さんたちが近くに座っていたこともあり、より親近感を感じながらの授業になったと思っています。

さて、明日11月6日は、青梅市立泉中学校の3年生を対象に今年度最後の「いのちの授業~がんを通して」となります。本来は昨年度にお邪魔する予定だったのですが、コロナ禍の中、様々な事情から実施を見合わせることとなり、今年度に改めて実施させていただくことになりました。「道徳授業地区公開講座」としての実施になりますので、今年度、と言うより昨年度も含め、久し振りに保護者・近隣関係者の参加も見込まれるところです。

実は、校長先生の前任校が、平成29年度に実施した新島村立新島中学校(当時も校長として在職)ですので、既に「いのちの授業~がんを通して」のことはよくご存じでいらっしゃり、我々としても不安なく進めさせていただいております。

当時と異なるのは、新島中学校実施の前年に初代患者側講師だった吉野ゆりえさんが亡くなり、その年の2学期から翌年の1学期までは患者側講師の部分を吉野さんの在りし日の授業映像で代用していましたので、患者側講師を実際にお呼びして授業を実施するのは校長先生にとっても初めてのご経験になる点です。きっと校長先生を含め、生徒さんたちも積極的に参加してくださるだろうと期待しているところです。

今年度もコロナ禍での実施難が予想された中、2学期のみでの実施という対策を立て、何とか4校で実施できるようになったことは、我々にとっても大変にありがたいことでしたが、この先冬を迎えるにあたり、状況がどう変化していくのかを見守りつつ、今年度の総括と来年度への準備を進めていきたいと考えているところです。

第3回目を前に

皆様、こんにちは。

やっと緊急事態宣言が解除されたと思ったら、新内閣の発足に季節外れの夏日となかなか落ち着いてもいられない感じがしております。

既にご報告をさせていただきました通り、今年度2回目の授業までは滞りなく終了することができ、ちょうど折り返し地点に到達したところです。

3校目は今月23日(土)実施予定の、八王子市立いずみの森義務教育学校です。名前が示す通り、1~9年生までが同じ校舎内で学校生活を送っている学校ですが、校長先生は1人しかおらず、副校長先生が3名、全職員数約100名という人員配置になっているようで、職員会議はほとんどウェブ上で行っているとのことでした。

今回授業を実施するのは8~9年生約200人が対象となりますが、当日全校での合唱祭も同時展開されるようで、通常は1時間目に会場での最終機材チェック等を実施し、2~3時間目に授業を実施しているところを、1~2時間目での実施となりますので、どうやら5時半過ぎの電車に乗らなければならないようで、少し憂鬱な気分にもなっているところです。

また、協賛企業の大塚製薬株式会社で長い間ご担当者としてお力添えを賜った方が、10月23日最終回を迎えられるということもあり寂しい限りですが、これまでのご協力に感謝しつつ、充実した回となるよう力を注ぎたいと考えております。

引き続きのご支援をお願い申し上げます。

皆様、こんにちは。

先週末は台風14号の影響が心配されていましたが、東京地方では大した雨にも降られずに済みました。この場をお借りいたしまして、九州・四国地方などで被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。

さて、令和3年度の「いのちの授業~がんを通して」は、1学期実施を見送り今学期からのスタートとなり、9月11日(土)と18日(土)の2週連続で最初の授業を実施いたしました。

11日(土)は大田区立矢口中学校で1・2年生約300名を対象に、18日(土)は武蔵村山市立第五中学校で3年生約200名を対象に実施いたしました。両校ともキーパーソンが我々の授業をご経験済みで、準備段階から中心的役割を果たしてくださいました。特に大田区立矢口中学校は、本来昨年度実施予定だったのですが、コロナ禍の影響からやむを得ず実施を見送りましたので、2年越しでの実施となりました。当初、2・3年生対象での実施を予定していましたが、区の方からの指示で3年生は別の企画に参加しなければならなくなり、後日授業のビデオを視聴することになりました。

ご存じの通り、今年度から患者側講師が鈴木美穂さんになり、鈴木さんの「いのちの授業~がんを通して」デビュー戦ともなりました。

9月11日は、講師の久住さん、鈴木さん、大塚製薬株式会社からのオブザーバー1名と私の4名で学校にうかがいましたが、18日は、久住さんのTV放送生出演日と重なってしまい、久住さんにはZoomを使用してのリモート参加をしていただきました。

過去に、イタリアにいらっしゃった前患者側講師の阿南里恵さんとイタリアからの中継を繋いだ経験がありますのでそれほど心配はしていなかったのですが、それでも当日朝は生徒さんが会場に入ってくる時刻ギリギリまで準備に時間を要しました。

授業の方は、両校とも流れもスムーズに特に問題なく進めることができましたし、何よりも生徒さんたちが本当に真剣な態度で我々の話を聴いてくださったことがとても印象的でした。「質問タイム」でもたくさんの生徒さんが手を挙げてくださり、久住・鈴木両講師に対してバランスの良い割合で質問が出されました。大田区立矢口中学校では1年生の男子と2年生の女子が頑張ってくれ、武蔵村山市立第五中学校では3年生らしいレベルの高い質問が出されたと思います。

全体を通して見ると、まずは成功裏に終わることができたのではないかとホッといたしております。

今後は、10月23日(土)に八王子市立いずみの森義務教育学校で、11月6日(土)に青梅市立泉中学校での実施を控えております。八王子市立いずみの森義務教育学校への事前学校訪問は9月16日(木)に済ませており、青梅市立泉中学校への事前学校訪問は9月24日(金)に実施予定となっております。

最初の2校での実施に関する意見交換を関係者で行い、さらに良いものを求めて準備を進めていきたいと思っております。

今後とも、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

準備整う

皆様 こんばんは。

更新が遅くなってしまい申し訳ございません。

雨模様の天気が続いており、何となく心も晴れない感じです。

さて、「いのちの授業~がんを通して」は、いよいよ9月11日(土)に今年度の初回を迎えます。

コロナウイルスによる影響が収まらないなか心配をしていたのですが、何とか9月11日(土)・18日(土)共に実施できるようでホッとしております。

新講師鈴木さんのスライドも完成、実施校への事前学習等教材配布も完了し、初回の大田区立矢口中学校では9月3日(金)に事前学習を実施したとのこと、準備は整いました。

これまで事前学習等教材はCDに落とし送付していたのですが、ICTに対する取組みが進んでいる学校も少しずつ増えてきたようで、「データのまま送ってください」というようなお申し出も受けています。ただ、市区町村によっては外部からのデータ等に対するセキュリティが非常に厳しい所もあり、送ったデータが開けないというようなことも起こったりしています。今回教材を送付した2校のうち1校でもそのような事態が発生し、慌ててCDを送ったような次第です。

既に学校側とはコロナ対策も含め入念に打ち合わせを済ませていますので、当日大きな問題が発生することはないと思われますが、気を抜くことなく取り組みたいと思っております。

10月と11月に実施する学校にも、事前訪問等のご連絡を差し上げる時期に来ていますので、緊張感を持って進めていきたいと思います。

皆様 こんにちは。

先週半ばから東京地方も連日雨に見舞われ、うんざりでした。

九州地方など、亡くなられた方々に深く哀悼の意を捧げると共に、被害に遭われた方々に心からのお見舞いを申し上げます。

さて、第5波による感染拡大が止まらないコロナ禍ですが、「いのちの授業~がんを通して」は9月実施に向け、最終打ち合わせを8月11日(水)にオンライン形式で実施いたしました。

患者側講師の鈴木美穂さんにとっては、これまで多くのご講演経験はお持ちながらも、「いのちの授業~がんを通して」ではデビュー戦となりますので、ご用意いただいたスライドに基づきプレゼンをしていただきました。

方向性としては固まってきておりますが、出席者から様々な感想・意見が出され、それらをご参考に最後の仕上げをしていただくことといたしました。

私個人の作業としては、講師紹介ビデオの編集途中なのですが、前回ビデオを編集した際に編集ソフトを触ったのが3年半前であることから、操作方法をすっかり忘れてしまっており格闘中です。何とか今週末には仕上げたいと考えているところです。

9月実施予定の2校には、事前訪問時に打ち合わせた内容に基づく会場配置図のみ送信が終了したところですので、講師紹介ビデオを含めて月末までには事前学習教材等の送付を済ませる必要があり、結構バタバタとしている状況です。

今のところキャンセルという話は出ておりませんので、学校側にも感染防止を徹底していただきつつ、我々も気を引き締めて臨む所存です。

私事ですが、昨日ワクチンの1回目を近くの医院で打っていただきました。

学校の夏休みが終わる頃に事態はどうなっているのか? パラリンピックもありますし、すぐに好転するとは思えませんが、これ以上悪くならないことを祈るばかりです。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

猛暑の中、コロナの勢いが止まらず、何とも申し上げようのない状況です。

さて、本当に東京でオリンピックをやるのかよ~、と思っていた方々も何だかんだで結構はまっていらっしゃったりしていないでしょうか?

私の方はリアルタイムでテレビ観戦している時間はありませんので、デイリーハイライト的なものを観て結果を確認したりしていますが、個人的にとても残念だったのが体操の内村選手のまさかの落下でした。

橋本選手が種目別でも金メダルを獲得しましたが、内村選手が残っていたら歴史に残る名勝負となったのかもしれません。

実は、今回のオリンピックに「いのちの授業~がんを通して」を受けた中学生2人が出場しています。勘違いなさらないように申し添えますが、当時中学生だったということで、今では立派な大人ですので念のため。

ご本人の了解をいただいたわけではないので、個人名を公表することはできませんが、彼らが中学生だった時、当時の校長先生方が「うちの学校には......という子がいて、スポーツの世界でも頑張っている」というようなお話を聞かせてくださったことを記憶しています。

この事業を始めた時から、「我々の授業を受けた生徒さんたちがどんな大人になっているのか、追跡調査ができたら面白いのに」という話は出ていたのですが、実際にはまず不可能なことであり、その意味では、細部までは知らないまでも、2人がそのような日本を代表するアスリートとして活躍していることが分かり、心の中で応援している次第です。

いつかご本人たちとお話しできる日が来たら(勿論、かなり難しいことであると分かっていますが)、中学生当時に受けた「いのちの授業~がんを通して」のことを覚えているのか、何か自分のその後の道を考える上で参考になったことがあるのか、等々訊いてみたいものです。

現在のコロナの勢いですと9月が心配ではありますが、我々も本格的準備にとりかかっているところです。

皆様、こんにちは。

東京地方は梅雨が明けたと思ったら一気に暑くなり、私も少々バテ気味です。

しかし、草木の成長の速さというのはすごいものです。

今年は雨が多かったと個人的には感じているのですが、自宅門前の雑草どもがまあ勢いよく育ってしまい、一昨日の日曜日夕刻に小一時間ばかり作業をして綺麗にしました。また、直ぐに勢いを盛り返してくるのだろうと......。

そして、雑草が育つがごとく勢いを増しているのがコロナ感染者数。緊急事態宣言を解除すれば、すぐにリバウンドで数が増えることくらい過去の例から分かっていたはずなのに......。

平和の国際的象徴としての東京ナンタラ、解除しないわけにはいかなかったのでしょうが、いかにもお粗末。結局、無観客開催! 東京都の学校にも学校連携があり、日時や競技指定で各校に観戦が割り振られていたのに、観戦が感染で台無しとは!

もはや、現状にはボヤキしか出ない状態です。

我々は、7月末までにそれぞれがスライドの内容等を準備する手はずになっており、勿論現状に鑑みてリモート開催になることは否めないものの、8月に入ったら再度検討会を開催する予定でいます。

お願いだから9月の2校がキャンセルになったりしませんようにと、ひたすら祈るばかりです。

皆様、こんにちは。

今年の梅雨は近年になく雨が続き、腰痛持ちの私にとってはつらい季節となっております。

今年度最初の「いのちの授業~がんを通して」は、9月11日(土)大田区立矢口中学校で開催することになっています。翌週の9月18日(土)には、武蔵村山市立第五中学校で、連続になりますが2回目開催となる予定です。

9月開催の学校は、6月中に事前学校訪問を終了させないといけませんので、6月21日(月)に武蔵村山市立第五中学校、25日(金)に大田区立矢口中学校を訪問しました。

既にご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、事前の訪問の目的は、当該学年の授業見学と会場・機材確認が中心になります。

大田区立矢口中学校は、当初2・3年生対象の予定だったのですが、3年生は9月中、別の土曜日に区主催行事のため登校となることから、1・2年生を対象に開催することになりました。3年生にも「いのちの授業~がんを通して」の内容を勉強してもらいたいという学校側の思いがあり、当日の授業ビデオを後日視聴する予定になっています。

期末試験前でしたので、試験勉強のための自習クラスも複数ありましたが、皆さん一生懸命に自分の課題に取り組んでおり、当日も私たちの話を真剣に聴いてくれるものと確信いたしました。

会場となる体育館での確認もすべて順調に進み、あとは私たちが7月末までにそれぞれのスライド等を完成させ、8月の関係者打ち合わせを経て本番に臨むだけとなりました。何と言っても今年度最初の授業ですから、私たちも緊張感を維持しつつ準備万端に。

武蔵村山市立第五中学校では3年生のみを対象で開催しますので、その学年だけ授業を見学させていただきましたが、やはり3年生ということもあり、活気ある生徒さんたちの様子が見て取れました。

体育館での確認作業は、マイクテストのみ当日朝に残りましたが、その他の部分は詳細に打ち合わせできました。

どちらの学校もリピーター校であることから(学校自体がリピーターということではなく、「いのちの授業~がんを通して」を体験された先生からのご要望で開催ということです)、既に中心になって動いてくださる先生方は我々のプログラムをご存じですので、事前訪問段階で問題が生じることはありませんでした。

一点だけ残念だったのは、4月に人事異動で新たに大田区立矢口中学校の校長となられた方にご挨拶できなかったことです。校長先生ご在校の日を選んで訪問日を決めたのですが、ご家族のコロナワクチン接種の関係で急遽休暇を取られることとなったようです。

コロナワクチンと言いますと、今年8月で90歳を迎える母も、先週木曜日に1回目を接種することができました。私の住んでいる千葉県市川市は対応が早く、2カ月くらい前には案内が届いたのですが、副反応が出て入院が必要になった時に引き受けていただける病院が見つからないのは大変困ると思い、第4波が収束するまで待った方が賢明なのではとの判断から先延ばしにしていた次第です。

東京オリンピック、パラリンピックの開催がどのような影響を及ぼすことになるのか、2学期に集団的学校行事が見送られてしまうことを危惧しながら、何とか「いのちの授業~がんを通して」開催が実現できるよう祈る毎日です。

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