診療報酬改定「調査体制の整備が必要」-民主党・鈴木寛参院議員
民主党の鈴木寛政調副会長は15日、今後の診療報酬改定について「エビデンスに基づいたプライスセッティングをするための調査をする体制を作る必要がある」と述べ、医療経済実態調査など既存の調査の在り方を変えていく必要があるとの見方を示した。(熊田梨恵)
今後の"中医協改革"について、ロハスメディアの取材に答えた。10年度改定では全面的な見直しを行うのは時間的にも余裕がないとしたが、12年度改定については「ある程度のバイアスは直したい」と述べた。そのため、現在の診療報酬の設定が現場に見合っていない部分を是正していける調査体制が必要とした。
仙谷由人衆院議員(元政調会長)も同様に調査体制を見直す必要があるとしている。