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インフルワクチン接種で事故などの場合、「しかるべき支援考える」-厚労省

 厚生労働省の新型インフルエンザ対策の担当者は29日、ワクチン接種による事故などが起こった場合について、「医療機関と国との契約でやっているので、国の方でしかるべき支援をすることも考えている」と話した。(熊田梨恵)

 10mlバイアルのワクチンの使用について医療関係者からは、1瓶に複数回穿刺することによる衛生面での問題や、瓶の取り違えなどの危険性、事故が起こった場合の責任の所在などについて懸念する声が上がっている。

 厚労省は国と委託契約を結んだ医療機関でワクチン接種を行う方向で検討しており、対象の医療機関は市町村や地域の医師会が選ぶとしている。

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