一念発起

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年06月26日 23:24

専門学校の福祉・医療情報分野の卒業生で、
初の医学部合格者が出ました。

彼は、病院医事課や、健診施設勤務を経て
在職中には、診療情報管理士の資格も取得しました。

退職後、

河合塾全日コースに2年計画で通い、
今春、国立大学医学部に合格しました。
現在まだ30歳前です。

卒業生が、医療機関へ就職後、
看護師になることは珍しくないそうですが、
医学部合格は学校創立20年の歴史で初めてのことだそうです。

確かに、今後医師になって良いことは多くないのかもしれません。

でも、
病院の仕事を実際に経験し、
その内実をよくわかっている人が
一念発起して医師を志している、

合格以上にこれからの道のりは大変かもしれませんが、
とても明るいニュースに、元気をもらいました。

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コメント

素晴らしい事ですね。
その青年、本当に良くご努力されたと思います。
昨今は皆、何事をするにもソロバン勘定、しかし彼は違う様に見受けられます。
自分が立てて目標を何処までも追求し、やり遂げる。
本来若い人には最も大切な情熱だと思えます。
医療の現場が大変な事は事実ですが、子供の時から算術が先にたっ様では先が思いやられます。
青春は熱であり、息(意気)であり、振りかえった時の微笑みである。
人を愛するのもソロバン勘定の若者が多いと聞きますが、実に情けない事です。
真木先生のお書きになられた、その青年の前途に幸おおかれを、心より願って!!、、、。


>m,n.様

あたたかなコメントをありがとうございます。

心のバランスが崩れるほど、苦悩した彼の病院勤務時代を知る者として、
奮い立つに十二分の衝撃だったのだなあと感慨深いです。

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