「救児の人々」感想②

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月18日 13:30

今日は、私の中学時代の同級生からもらった携帯メールを紹介したいと思います(本人了承済み)。

梨恵ちゃん
すごい本を出したねえ。早速取り寄せて読んだよ。
私の時は一人目は大丈夫だったけど、二人目がNICUに入ったの。だからすごいリアルだったかも。でもうちの子はただちょっと体重が少なめだったから念のために入った感じで、あまり悪いことなくて。今なんて、上の子と何も変わらないし、ちょっと体は小さいけど普通に大きくなって元気だよ。だからNICU入ってたけど、あんな問題があるなんて外からじゃ全然知らなかった。小さいこととかこれからの成長が心配になるけど、それは普通の子育てでみんな悩むことの範疇に入ると思う。あの話に出てきたお母さんたちの苦労とは、比べものにならないよ・・・。うちの子がNICUに入ってたなんて話は普段しないし、NICUでの苦労があったわけじゃないから話題に上がらないんだよね。でもそれってありがたいことなんだよね。本読んで思ったし、あんなにお金がかかってたなんて、うちも2週間ぐらい入院したけどほとんど無料(注*)だった。
自分が関わってた事なのに知らない事だらけだったよ。知らない現実を教えてもらってよかった。他の人にも知ってもらいたい内容だと思うから、また友達のお母さんにも貸してみようと思って。良い本をありがとう。
お仕事、がんばってね!

 
 
本当に多くの方から感想を頂いていますが、こんなふうに私と同年代で出産を経験しているような一般の方にも興味を持っていただけると、本当に嬉しいと感じます。
まず知ってもらう、というところから進めていければ、と思っています。
 
 
 
(注*)ほとんど無料・・・出生時の体重が2000グラム以下で、病気や呼吸状態不良などの理由で入院が必要になると、公的制度の「未熟児養育医療」を都道府県から受けることができる。一定以上の所得がある場合は所得税に応じた自己負担が発生したり、医療機関によっては未熟児養育医療を受ける対象になっていなかったりする場合もある。それでも、ほとんどの場合は市区町村が行っている乳幼児医療費の助成制度によって、これらの費用を賄えるようになっている。言葉を換えると、基本的に子供の医療費は市町村で負担するのだけれど、多額の医療費がかかる未熟児まで市町村が担うと財政負担が重過ぎるため、その分は都道府県が肩代わりしているということになる。家族側の自己負担として発生するのは、助成の給付外となることの多いオムツ代などの寝具費、薬の容器代や母乳パック代などの実費分。(「救児の人々」70、71ページから抜粋)

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