「地域」って、何? コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2010年12月22日 04:30

 「地域医療」「地域連携」「地域特性」……。医療記事を書く際に何気なく使っている「地域」という言葉だが、具体的にどこからどこまでが「地域」なのか分からない。医療における「地域」って何だろう?(新井裕充)

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コメント

[保険局医療課・鈴木康裕課長]
>── コストについてどう考えるか。
 コストを全体的に見たときに、必ずしも、「田舎が安いのか」というと、医師だったら絶対的に地方の方が高い。かつ、介護と違って医療の場合には医師が占める人件費の割合が結構高い。6割が人件費として、半分ぐらい、3割ぐらいが医師でしょう。

 はあぁ???田舎では人件費の半分を医師が占めてる??いったいどこからそんなでたらめなデータを持ってきたのやら。

総務省が出している病院事業年鑑を見てみましょう。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/c-zaisei/kouei20/html/index_by.html

 私の知る限りにおいて日本の自治体病院で医師給与が最も高いのは足寄国保病院だと思います(個表の職種別給与に関する調2 参照)

 これによると足寄国保病院の医師給与は月額平均3,436,500円。医師数4名ですから3436500×12×4で164,952,000円が医師給与の総額です。
これに対し足寄国保病院の職員給与費総額は527,180,000です。
半分どころか1/3にも達していません。医師給与が最も高いところですらこの状況です。
 うちの病院なんか医師給与費が職員給与費に占める割合は1/5強という所ですよ。

 こんなでたらめな感覚で仕事しているのが課長でいられるんですから厚労省も良い商売ですね。基礎データぐらい把握してから発言すればいいのに。

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