告発文を受け取ったのは、橋本岳・政務官~亀田言論弾圧事件 第一回口頭弁論②

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2016年12月02日 00:00

昨日からの続き。


厚労省の誰かが、糾弾されている本人(井上氏)に文書を渡してしまったということが分かり、それは一体誰なのかという点、訴訟そのものの推移とは別に大変気になるところだ。


ただし、厚労省の中で文書の起点になったのが誰かは訴状にも書いてあって、今や公開情報だ。


それが、当時大臣政務官だった橋本岳代議士(橋本龍太郎元首相の子息)。2015年8月17日に電子メールで送ったと訴状に書いてある。これまで小松氏は、メールマガジンなどの文章では、すべて「厚労省高官」と名前を伏せていた。


文書の宛先を塩崎恭久大臣殿と書いてはみたものの、どこにどうやって出したらよいか分からないから、旧知の橋本政務官(当時)に問い合わせたと小松氏は語っている。


ということで、ここでまた疑問が出て来る。橋本政務官は文書をどうしたのか。まさか、いきなり井上氏に転送したとは思えないので、省内の誰かに見せたのだろう。その際、どういう趣旨で見せたのか。小松氏に窓口を教えてあげるためだったのか、善処しろと言ったのか。


ちなみに、もう1人の被告である高岡氏から亀田隆明氏にメールされるのは同9月2日のことで、その間2週間ほどある。その間に何があったのだろうと振り返ってみたら、小松氏が8月25日にMRICで文章を配信していた。大学医局に医師を集中させると考えられた新専門医制度が迷走している今この文章を読むと、なかなか興味深い。


さらに、今回の騒動の発端となった亀田総合病院地域医療学講座による『地域包括ケアの課題と未来』が、何とメール転送される前日の9月1日に刊行されていた。今、考えると、この辺のことも何か関係していたのかもしれない。
(つづく)

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