気づくかが分かれ目 脳卒中
運を天に任せる前に できることを
脳卒中で倒れてしまったら、本人にはもはや為すべきことがほとんどなく、周りの人が気づいてくれるかとか、周辺に専門の医療機関があってそこへ運び込んでもらえるかといったように、運を天に任せるしかなくなります。
しかも、たとえ運良く命を取り留めたとしても、ほぼ間違いなく後遺症は残りますので、家族も含めてQOL(生活の質)を発症以前まで戻すことは、なかなか困難です。
何の前触れもなしに、ある日突然襲ってくるなら、もはや神に祈るしかありません。しかし実際には、説明してきたように前兆となる生活習慣や身体の異常があることが多いのです。その段階で気づいて手を打てば、決定的な一撃を食らわずに済むかもしれません。
ですから、特に生活習慣病の治療で通院をしている皆さん、脳卒中を防ぐため、毎日の地道な取り組みをしてみませんか。