外回り

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年07月11日 22:32

病院の地域医療連携室が何をするところかといえば、病院と地域の診療所やクリニックが仲良く協力しあって、医療機関の機能分化を強力にするところ・・・
なんて難しい話や、業務の詳細は後日に譲るとして、その基本は診療所を訪問して、開業医先生のお話を聴くことからはじまります。

物を売るわけではありませんが、この「外回り」は、 病院の営業活動ともいえるお仕事でした。

今日は、独立してから初めて「外回り」をしました。
実に一年ぶり・・です。

目的は、ご挨拶と今月末に開催する経営戦略セミナーの案内を配布することです。セミナーのメインスピーカー専門得意分野が医療経営で、テーマが「事業承継」なので、開業医先生向きの内容です。(今回私の役目は、セミナー事務局と当日の司会進行です)

まず驚いたのが、一年前にあった診療所やクリニックがない!!移転しているのです。特にTX(つくばエクスプレス)開通後、つくば駅周辺のテナントビルの入居状況が大きく変わっていました。
住所変更は移転のためだけではなく、市町村合併を含めると、500近い医療機関リストのうち20%ぐらいに達しました。遅まきながら、愕然とするばかり!
つまり茨城県の市町村合併により、つくばみらい市や、常総市、桜川市など新しい市が沢山誕生したんですね。

結局この住所データの更新作業に午後の大部分の時間を使いました。
じゃあ、医師会の組織はどうなったんだろうと気になり、調べると県下トップクラスの大世帯である真壁郡市医師会は真壁医師会に組織名が変更になっていました。

病院にいた一年前は、診療時間後が外回りの鉄則でした。
お待ちになっている患者様を前に先生に面会はできません。それでも先生は、診療後すぐに勉強会や往診に出られたりするので、先生をつかまえることはとても困難でした。さらに多くの先生が、医療法が変更になると手のひら返したように、紹介患者を増やそうとする大きな病院の方針に難色を示されました。

今日は、資料を置いて回るだけだったので午前中に訪問しましたが、駐車場が満杯の診療所が多く、短時間でも駐車スペースの確保に苦労をしました。ある眼科では前進駐車して、数分後に戻ると回りをぴたっと、別の車で囲まれて、にっちもさっちも身動きとれず、眼帯をしたご高齢の男性が、見るに見かねて暑い中、誘導をしてくださいました。
(つまり、もう20年近く毎日運転してるのに、下手くそなんです。車の運転が・・)

かかりつけ医を受診する患者さんの多さと、診療所やクリニックの日常にも新しい発見ばかりでした。

一年間の空白の大きさと、『現場ありき』、変化のスピードを実感した一日でした。

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