泣きべそ

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年07月24日 23:15

昨夕は娘のピアノコンクール予選日でした。
日本ピティナピアノコンペティションは国内最大規模のコンクールなのだそうです。
最初のびっくりは、つくば地区の申し込み人数がオーバーして、柏の会場へ移動したことです。

次のびっくりはなんと!!

会場にお着替え室あり、七五三(茨城って七五三がとても派手なんですよ)かミニチュア結婚披露宴か、さもなくばハロウィンかという豪華絢爛な衣装をまとったちびっ子たち。ドレスコードがフォーマルなんて応募要項に書いてなかったよなあ。娘は木綿のワンピースです(それも白い襟にケチャップのシミがどうしても抜けなかった!)。

いざ、本番!つくばのノバホールでは小学校低学年の級は、リハーサル室の古いピアノを弾くと聞いていました。ところが、柏会場はドイツ・スタインウェイ社のコンサートピアノ(普通のグランドピアノより長い、コンサート用のピアノをこう呼ぶそうです。昨日知りました)。これをステージで弾けるだけでもラッキー!
課題曲二曲は5分かからず終了。間違える子供は皆無です。
曲の表情や抑揚、短時間の演奏で、どこで差をだすかを探るほど弾きこんでいる輩ばかり。お手本のCD演奏と変わらないレベルの高さに愕然・呆然。ここでも又、びっくりでした。

審査結果掲示まで2時間待ち。
午後9時前。掲示板の前には人だかりとビデオやカメラ、結果を知らせる携帯電話の声でごった返し、中には狂喜乱舞の声もちらほら聞こえます。

予選通過点に及ばなかった審査結果評とコメントを見て、
「本選にいかせてあげたかったな。つめが甘くてごめんなさい」
と申し込みから前日まで毎日のように熱心に指導、付き添ってくれた娘の先生のほうが落胆。
う~ん!しかるべくとはいえ本選の課題曲もかなり練習していたからちょっと無念かな。
一生懸命の先生の期待に添えなくて、こちらこそごめんなさい。

本人は、「もう辞める」っていうのかな?と思いきや、ケロッとして
「来年またやる。明日から何弾くの?ドレミの練習でもする?」
勝気な言葉とうらはらに目には涙が・・そうだよねえ。がんばったもんねえ。
突然みんなでず、ず、ずーーーんと意気消沈。

競技会じゃなくても、楽しく弾ければいいんですけどね。

少子社会とは信じがたい夜でした。

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