休日加算

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年08月20日 19:46

災難は突然にやってきました。(「突然にやってこない災難はない」などと突っ込まないでください)

今朝は、子供会(当地域では、「育成会」と呼んでいますが)の『廃品回収みまわりお当番』の日でした。
これは、ゴミ捨て場に、古新聞・雑誌・ダンボール・古布などを出すのを子供と手伝う活動です。

数ヶ月に一度回ってきますが、子供が減っているので、今年から二箇所のゴミ捨て場を同時に担当します。

それで、娘と持ち場を分担してちょっと離れたすきに・・・

娘は顔面蒼白で、両脇にダンボールを抱えてよたって歩く私を見つけて、その腕を引っ張って自宅に戻ると言います。
数メートル先の家まで待てずに、泣き出してしまいました。

後ろから左足太ももを、黒い大きな犬に噛まれたらしいのです。

突然すごい勢いで犬が突撃してきたので、何が起こったのか、噛まれたのかもわからないけれど、
太ももを押さえて、「痛い、痛い」と泣き叫びます。

スカートを引き上げて見ると、くっきり歯型が丸く付いています。(復調してから、お風呂上りに本人が記念に撮ってもいいよと言ったので。見苦しかったらご勘弁ください(^^;)


傷口をオキシドールで消毒してシップで冷やしました。私一人でお当番を終えた後も、娘は痛みが取れずぐずり、犬の菌も怖いので、市の休日当番医表を探しました。

その昔(まだ病院に勤務する前)、1歳の娘を大晦日に休日緊急診療所に連れて行ったら、ものすごく待たされてあげく大病院に回されたのに、やけに高額請求された記憶があり躊躇しました。
たまたま、今日20日のリストに病院の地域医療連携室の仕事で訪問したことがある診療所を見つけました。透析ご専門の先生だと知っていたのですが、近いので取り急ぎ電話をして行きました。

「ありゃ、りゃ、こりゃ、痛いわな。シップはまずいな・・・・何かあったらいつでもどうぞ・・」
ととても親切でした。抗生剤の飲み薬、痛み止めと化膿止めの塗り薬を処方してもらって、待つこともなく数分で終わりました。

で、領収証を見てあれっと気がついたら、休日加算も時間外加算も付いていません。

休日当番なので、加算しないのです。(現場離れると、駄目ですネエ)

医事請求業務に携わる方ならば常識なのでしょうが、ちょっとお役に立つかなと思いました。

ちなみに、その昔休日救急診療所が高かったのは、救急診療管理加算や休日加算が付いていたからだと思います。

日ごろから地域の休日当番医スケジュールを把握しておくことは大事と認識しました。
(もちろん、緊急の場合はすぐに119番ですが)

おかげさまで、薬も効いて痛みは和らいだようです。
子供会の会長さんや、廃品回収お当番の方、また犬の飼い主の方(繫いでいたロープが外れたことに気づかれなかったようでかなり反省されていました)いろいろとご心配をかけました。


<<前の記事:新規病院ニュース    バッタリ:次の記事>>

コメント

痛そうですね。早く治るといいですね。きれいな足がだいなしですね。

はねぴー様
ありがとうございます。
「きれいな足」に、娘は大喜び!ぴちぴちだもん・・だそうで♡

お嬢様、災難でした。子供さんが災難にあわれた時は、廃品回収などにかまけず、まず、子供さんに対処して下さい。
犬をお飼いになる方、私もその一人ですが、自分の子供同様、細心の注意をはらって飼いましょう。
他人に迷惑を掛けない。また飼い犬の安全も確保してやる。
汚物の処理は必ず飼い主が行う。これは最低限の常識です。
お嬢さんの怪我が1日も早く完治すること、傷が残らぬ事を心より、願っております。
最後に、地域に於ける、休日当番医のスケジュ-ルに付いて、貴重なご意見、有りがたく受け止めさせて頂きます。


>m,n.様
ありがとうございます。
おかげさまで、だいぶ良くなったようです。これから、気をつけます。