第7回 |
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投稿者: | 投稿日時: 2006年09月05日 13:30 |
本腰を入れて治療しなければまともな生活を取り戻せなくなる・・・
休業しての治療を決心したものの、
「高カロリー輸液を入れて体重を増やし、
それによって内臓脂肪が増えるであろう」
という中心静脈栄養療法の理屈は、
どうも釈然としないものがあった。
理論の上では確かにそうかもしれない。
しかし、もともと病的に痩せている訳ではない私のからだに
内臓脂肪がないということは、
そもそも内臓脂肪が付きにくい体質なのではないかと私は考えた。
素人の発想といわれればそこまでだが。
仕事を休めるのは最大1ヶ月。
ならばいっそのこと手術をしてしまったほうがいいのではないか。
これまた素人の発想だが、
同じ賭けに出るのであれば、より確かな治療を選択したかった。
主治医である消化器内科のドクターは大反対した。
お腹を切ることがどれだけリスクをともなうことかわかっているのか・・・・
手術は、内科的な治療ではどうにもならない場合の最後の手段なのだから・・・
何度も何度も言い聞かされた。
このとき、なぜ私がそんなに手術にこだわったのか、いまでもわからない。
ただ、焦って結果を急いでいたということと、
開腹手術というものをバカみたいに甘く考えていたのは確かだ。
<次回へつづく>
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コメント
どうなるのでしょう。。。
続きが気になります。
森さん
「同じ賭けに出るのであれば、より確かな治療を選択したかった。」
その通りですよね。
そのお気持ち、よくわかるような気がします。