新連携スタート

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年09月08日 00:04

新連携とは、異分野の中小企業同士がお互いの技術・ノウハウの強みを有効に組み合わせて、高付加価値の製品・サービスの創出する取組みです。

「つくば」は、以前からその地の利を生かし、研究機関の技術指導や地元商工会、市などの自治体の行政指導・支援を受けながら、地元中小企業が大同集合して、互いの強みを活かした新連携を成し遂げたいとの悲願がありました。

装置の開発や、商品化の部会活動など個々の活動はなされていましたが、なかなか一つの形になって連携するまでには今一歩のところで膠着状態でした。

今日の第一回会合は、ようやく辿り着いた「つくばの新連携」のスタートラインです。

      作るもの:非常食パックごはん
      特徴:高圧処理により、保存期間が5年。美味しさが持続する。
         災害の現場で火力を使わずに温める。
         (少量の水で石灰粉とアルミ粉末の板を発熱させ炊きたてと同じ効果を得る)

仕組みが整い実れば、つくば新連携第一号になります。
シナジー効果もあり、地域活性化にもなります。
新規性、収益性は当然個別の企業体より高く求められ、事業化そして目標の3年から5年で5億の利益を生むまで何年かかるかわかりません。

でも、コア事業所の社長さんの熱意は半端じゃありません。
今後、規約作りから事業評価を受けて申請までに約一年。長丁場です。

夢のあるビジネスの一端に関わることができて、とてもわくわくしています。

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コメント

三人寄れば文殊の知恵と申しますが、人間は各自がそれぞれ内に秘めた偉大なる独創性を持っておりますね、
企業またしかり、
生き残って行く為の壮絶な戦い、此処から新たなる、可能性と発展が必ず生まれると確信致しております。

大変夢のある結構なお話ですね。
ところで、真木さんは
どんな立場で関わっているのですか?

私は、新連携支援組織の新事業立ち上げの部門のコーディネーターとして関わらせていただくことになりました。

具体的には、スターティングメンバーの二十数名が全員男性だったことから、生活者や主婦の視点でどのような商品にするのか、さらに非常食だけでなく病院食や老健施設の食事、離乳食、レジャー食などへの応用などについての提案をさせていただく・・・ということになっています。
(はて?大丈夫?)