やっぱり気になる『脳年齢』 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年09月11日 00:01 |
今日の午後、茨城県医師会市民フォーラム『認知症正しい理解と予防法』に行ってきました。
ご講演者である、筑波大学精神神経科の教授先生は、勤務先病院の「もの忘れ外来」を開設された先生でよく存じ上げておりました。
大変楽しいお話で勉強になりました。
その中でも特に関心をもったのは、以下のふたつです。
ひとつ目、
各製薬会社が来年以降、アルツハイマー病治療薬の治験にむけて、何億円にもなる市場獲得にしのぎを削っていること、
ふたつ目、
今年7月オランダ・アムステルダムでの認知症学会のメイントピックスは、既に認知症の原因となる脳細胞をMRIやPET診断のような装置で特定できる段階まできていることだったそうです。
でも、そんな検査に30万円をかけるより、無料で同様の判定ができるそうです。
それは、200字ぐらいの文章(たぶん二文から成り立っていました)を、たった一度だけ聞き取り(メモしちゃ駄目よ)、その中に含まれるキーワード25語のうち、いくつを記憶できているか、という論理記憶テストです。
7語か8語以上、正確に覚えていれば、大丈夫なのだとか・・・
これって、今流行の「脳年齢チェック」とか「脳のトレーニング」にそっくり!!だと思ったのですが・・あれって有用なのでしょうか?
ロハス・メディカル9月号によると、医学的には『脳年齢』という定義はないそうで、脳のいろいろな部分に刺激を与えるような新鮮な気持ちで日々暮らすことが大切とありましたが・・・
自宅に帰ってから、いつもゲームに熱中して人の話も聞かない子供と夫を叱りつけているのですが・・・・二人の目を盗んで・・血眼になりながら、思わず自分が夢中になってしまいました。
コメント
いつから認知症って病名にかわったんだろ?
予防できるんでしょうかね?
遺伝的要素もかなり有るのでは!?
素祖母は幕末の生まれ、昭和25年95歳で他界致しました。
祖母は明治18年生まれ、満百歳まで生きました。母は93歳、元気でおります。私はこの三人を知っております。
誰も全くボケの症状は有りませんでした。
最も母親は未だ人間、現役です。
祖母が96歳の時に質問をしたことが有ります。
おばあちゃん、長生きのコツは何かね!
大きな声で、クヨクヨしない事、よく食べ、よくね寝、一所懸命,働くことだよ!!
しかし、これが誰にも当てはまるとは勿論、考えてはおりません。健康と寿命には遺伝的素質も有るのでしょう!!
惚けたく無いのは皆、共通の願いですね!!
初めての投稿になります。Kです。以後、お見知りおきを。「大きな声で、クヨクヨしない事、よく食べ、よく寝、一所懸命,働くことだよ!!」私はこれが皆に当てはまりそうな気がします。これはできそうで、できないことですよね。実践できている人がどれほどいるでしょう。昔の方の言葉には重みを感じますね。
>のんち様
「痴呆」から「認知症」への名称変更は、認知症患者自身の内面から理解しようという趣旨なのだそうです。
国際アルツハイマー病協会国際会議(2004年10月京都)がターニングポイントだったとか。「ボケ老人を抱える家族の会」 の名称も変更になったことは、講演でも触れられました。
原因が究明できない限り、完璧な予防もないようです。
>K様
はじめまして。コメントありがとうございます。
m,n。 様のコメントには、いつも含蓄のある言葉や、ウンチクいっぱいで、汗かきながら重みと教訓を有り難く受け止めております(*^_^*)
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
眠らないでしっかり講演をきいてた様子、ご立派!
冗談さておき、親も老いる、自分も歳とる、切実だにゃー