カフカ賞 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年11月07日 23:35 |
先月末、チェコのプラハで今年度のカフカ賞を受賞した作家の村上春樹氏が、授賞式に出席して「生涯初」の記者会見に臨んだそうです。
この会見模様、私が今一番気になる、聞きたいものです。
私は、村上春樹氏の特別なファンでもなく、HARUKIワールド崇拝者でもないのですが、『アンダーグラウンド』は、胸にともした志の灯りから表現が始まることを、登場人物の心に寄り添って書くことを、その文中の言葉や構成から教えられたように感じました。
いくつか作品を読みましたが、絶賛される処女作『風の歌を聴け』だけは、その良さがいまひとつわからないままでいます。
それはさておき、
初の会見で、
『海辺のカフカ』はカフカへの賛辞であり、恩返しである
『ノルウェイの森』については、氏の死生観の表れ、
マスコミに出たくない理由は、「自分の仕事は書くことで、公衆の前で喋ることでない」、
ノーベル文学賞の有力候補については、「どんな賞も興味がない。世界中の読者が自分にとっての本当の賞」
などという内容を、時にユーモアを交えながら丁寧な英語で一時間あまりスピーチしたそうです。
なんて気障~~かっこい~
あ~~夢の中でさえ、片言たりとも言えない・・・(大きくため息)
コメント
村上春樹といえば、私のエッセイ好きの原点でした。
電車の切符は丸めて耳の穴に入れないとなくしそうで落ち着かないとか、けっこう奇妙だけど、とぼけた風貌がちょうどぴったり。
そのへん、一般的な「村上春樹」認識とはずれずれなのですが、とても面白かったのを思い出しました。
旅心くすぐる『遠い太鼓』も好きですねえ。
いつか小説も読まねばと思いつつ、のびのび。
いつも長編だから壁が…。
村上春樹さんはこんな声をしていたのですねー。
最初で最後のフォーマル姿?
次はストックホルムで聞けるのでしょうか?
>みやっち様
そうだったんですね~。
切符を丸めて耳の穴ですかあ??
エッセイでも、ドキュメンタリーでもフィクションも短・長編問わず、オールマイティですよね~
『書くことが命』そんな気迫が押し付けがましくなく伝わるところが私は好きだし大尊敬です。
>はねぴー様
スウェーデンでスピーチ聞けたらいいですね。
(ご本人は興味なさそーですが。)
さすが世界の村上春樹は偉大ですね!