造形家と旅行と

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年01月12日 23:33

こちらのの書き手は、
造形家のご夫人で、
ひょんなことから一昨年の夏に知り合いました。
4~5ヶ月に一度ランチをご一緒します。

都内で定年まで勤められた、お仕事一筋の女性です。
その後、造形家のご主人とともに、
夜行列車と夜行バスを移動手段に世界中を飛び回り、
(往復はモチロン飛行機)
パブリック建築を写真撮影することが目的の
取材旅行をされています。

さらに、

先月海外旅行中に、現在のお住まいに買い手が見つかり、
この春にまたお引越し。

新アトリエ兼住居はつくばみらい市。
彼女曰く、
ヤドカリ生活から脱皮して最後の転居先にしたいところは
その広さ800坪

驚くなかれ、
山林のような広大な土地に
古い倉庫が4つもあるそうです。
造形家がいままで創作された
巨大な作品の数々を
(平均的大きさ:縦4メートル、横5メートル)
ディスプレイするのにやっと満足できるスペースだそうで。

探し求めて、作品の延長に出会った住処だと
目を輝かせてお話される姿に圧倒されました。

まさに春爛漫、青春ど真ん中、
20年後の自分はとてもこんな風に生きられないだろうなと思いつつ
たくさんパワーをいただきました。

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コメント

昨年、東北へ出掛けた帰路、福島県の霊山と言う所に友人を訪ねました。
古い友人でグラフィックデザインの仕事をしておりました。
奥さんは画家、この二人が霊山に9000坪の家屋敷を購入したのが10年前、
古民家を改造アトリエにしております。

9千坪は流石に広く、屋敷内に池が3っ現在は(釣り堀にしている)屋敷内に小川まで流れております。
山羊を飼い、チャボや鶏、雉もおりました。荒れていた山林と古民家を改築改造に毎日、土方と大工仕事、人力では間に合わず、小型のユンボまで購入して晴耕雨読、
春先から秋口までは雑草との戦いとか、、。
細君曰く、絵など描く時間は全く無い、亭主はすっかり労働者。
屋敷の周囲だけにして後は放棄しよう考えているとか、
しかし完成した江戸期の古民家はなかなかのたたずまい、秋の紅葉は素晴らしかったが、
私なんぞは自分の家の草取りだけでも最近はうんざり。
起きて半畳、寝て一畳、天下取っても五合半。
年齢が行くと年相応の広さが一番ですぞ!!

あつ、そうそう、その亭主曰く、東京生活を辞め此処へ来てから実に寝付き、寝起きが良いとの事、、、。


魔愛さん
階段を上りながらこう口ずさみました。
天下取っても5合半、おかしい、上り終えてそうだ、そんなに喰えるはずはない。
そこで今夜は二合半に訂正させて頂きます。

>m、n.さま

階段を上りながら、口ずさむほどに、お心に留めていただきながら記してくださったことに感激いたしました。

二合半でも多いですね。

私など、ほんの数坪に満たない草取り、落ち葉はきにも疲れてしまいます。
これから先は、医療機関へ車を使わずに自力でいける場所なら、寝る場所さえあれば幸せです。
9000坪は驚異以外の何物でもありません。

ところで、m、n.さま、
階段の上り下りは、どうぞくれぐれも足元にお気をつけくださいますようp(*゜▽゜*)q~♪


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