看護師急奪戦 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年01月24日 23:55 |
ロハス・メディカル12月号の特集2で
詳しい解説があったように、
昨年4月の診療報酬改定で入院病棟の看護師配置により、
入院基本料が増減する新基準(7対1)が導入されました。
この「7対1」基準を満たせば、
急性期病院として増収につながります。
大きな病院は、
看護師集めに総動員で鎬を削っています。
なりふり構わぬ引き抜きに、
中小規模の病院は防戦に追われています。
最近の、地元大学附属病院の看護師募集広告です。
新聞紙面4分の1程度ものスペースに、
先進医療拡充のため、追加募集常勤30名
『○○大学特別手当、
賞与・昇給特別加算制度有り、
赴任旅費支給、
看護師宿舎全室個室無料、
家族用宿舎有り、
保育所完備・・・』
と厚遇条件が並んでいます。
確かに看護師の手厚い配置は、
患者にも病院経営者にも利益を及ぼすものだと思います。
また、看護師の仕事はとても重労働で、
忙し過ぎて思うような看護ができずにいた看護師の願いを叶える配置だとも思います。
でも、
病院人事担当時代、
看護師だけには有給・特別休暇、完全保育、奨学金制度、長期介護休暇、、
あらゆるものが許されて、
電話交換の事務正職員はお腹が大きくなった理由だけで
「退職させろ」
という院長命令に、
「自分が長く勤めたいと思えない職場で採用担当などできない」
と歯向かったことがあります。
役員や幹部を全員集めた前で、
「辞めさせろ、中小企業はそれでは生き残れない。
法廷で争ってもかまわない。
数か月分の給料を払っても辞めてもらう。
そういう前例をつくってもらいたくない。
従えないならお前が辞めろ」
と言われ、返す言葉なく従いました。
病院は身分資格社会なのだと悟りました。
当時の自分が不甲斐無く、未だに後悔しています。
在職中、
一度だって先に
お年賀状をいただいたことがなかった
看護部長から
今年元旦にお年賀状が届きました。
びっくり仰天しました。
それも、自筆のコメントつきです。
「病院はうまくいっています。遊びに来てください」
そりゃ、そうです。
附属の看護師養成機関をもたない状況で、
「7対1基準」をいちはやく取得して、
いまや、
看護部長 兼 副院長なのですから・・
コメント
感慨深く読ませて頂きました。医療の現実と機関、身内にもまた周囲にも従事者がおります。
昨夜、6チャンネルで夕食時、北海道の夕張市を中心議題に行政のでたらめの数々を取り扱っておりましたが、
あまりの愚行に腹立たしさよりも哀れを感じました。
明治維新からおよそ140年、西洋の列強に追いつけ、追い越せでやって来た国家経営、
先の戦争で完敗した後、戦争に敗れて経済外交で勝とう、
そんなスロ-ガンが有ったのを覚えております。
夕張市民病院の現実、泣きながら訴える入院患者の実情、、、。
何処かが狂っている。
私は個人的には私達日本人の特性もある様な気が致します。
集団的行動や思考は出来ても、個人的思考力には欠けている。
要するに個人が確立出来ていないと言う事になります。
国家に取っては都合がよい。
サンフランシスコの講和条約締結の後、一応独り立ち出来たあの時代に国家のあり方をもっと深く掘り下げて考える必要が有ったのでは、、、。
そんな余裕は無かった。そうした意見も有るでしょう。
指導者も悪かった。内務省が解体され、大蔵省に国家を乗っ取られてしまった。
何故か、大蔵省の人間には英語に堪能な人間が多く。GHQに取って、実に好都合、米国には大蔵省なるものが無く、大蔵省の実情がよく理解できていなかった。
軍隊の解体と内務省の解体で終わり、日本の官僚機構の解体はされずに終わってしまったのだ。
日本の官僚機構では真に優秀な人材は出世競争の途中で必ずふるい落とされ、頭は悪いが処世術に長け、世渡りのうまい、こそ泥の様な人間がトップに昇進する。
そんな輩が行ってきた行政である。
その総てのツケが現在の国民にのしかかってきても少しもおかしくは無い。
大蔵省ばかりでは無く、各省庁もみな同じ、
公僕の意識を忘れて自己権益の拡大、予算の争奪、
目を覆いたくなる様な行為、そして行動が今日も尚、行われている。
多分最初の頃は多少の抵抗感は有ったのでしょう、
しかしそれが当たり前になると公僕の意識も倫理観や道徳心も無い。
昨日の議題の中に市議会議員を5期務めた人間が週に7~8冊の漫画を国民の血税で購入して読んでいる実情、、。漫画ですぞ。
では、、、そう言う人間を選挙で選んでいるのも私達、国民です。
自分の首を自分で締め上げる為に私達は投票所に足を運んでいる分けになります。
そしてその結果が今日の私達の国なのです。
昨今はそれでも腐朽した国家内容の一部がマスコミでも報道される様になりましたが、
考えてご覧なさい。それでは今までどれだけのデタラメが国民不在の間に平然と行われて来ていたか。
本来的には絶対に許してはいけない事です。
また遡って総ての責任を取らすべきです。
お人好しの国民性を為政者は良く心得、最後は国民を泣かせればそれで良い。
喉もとすげれば熱さを忘れ、人の噂も75日、(現在は多分10日がせいぜい)
為政者、上級官僚どもはほくそ笑んでいる。
新しい首相は米大統領の兵員増強、派兵に賛成とか、一体何を考えているのか、、、?
防衛大臣が意義をとなえた様ですが、世襲の議員などもううんざり。
立候補するなら別の場所から立たなくてはならない、是非立法化して頂きたい。
村社会的感覚を捨て、早く真の国際人にならなくては。
真木さんの昨日の死んデルラ-のお話しをかみ砕いて
この際、コネズミの男達はコネズミに徹して、国家の総てを女性にお任せしたら、、、。
案外、起死回生が出来るのでは。その様な事をふと考えてみたものです。
このままジリ貧になって滅亡するか、どうせダメなら思い切った処方を施すか、
ダメでもともと、しかしやってみなければ分からない。
昭和20年8月15日を思えばたいした事では有りませんね。
子供達、実に凄い、日本の現実を如実に表現している!!、、、。
男の子は!? ネズミだよ、いや、コネズミと言うのが正しいのでは!!
いやはや、そこまで洞察力があってのことではなさそうですが・・
先ほどの話では、子ネズミ役の男の子達は、みな「やりたくない」と役を降りてしまったそうです。
アメリカのように強烈なリーダーシップを発揮する女性は、残念ながら日本にはまだまだ少ないように思いますが・・
皆、ネズミ役を降りてしまった様子、安心致しました。五分の魂が有ったこと喜ばしい限りです。
昔はこんな事、言う奴がおりました。
痩せても枯れても男一匹!!、、、。