ランドセル支給について |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年02月01日 23:57 |
今日の午後は市の審議会でした。
委員全員出席で、
様々な立場の人間が、
地域を住みよくしたいという共通の思いで、
意見を出し合い、
感情や私利私欲に偏ることなく
話しあいが進みました。
その中で特に嬉しかったこと。
住んでいる市には、
新小学一年生全員に入学式でランドセルを支給する慣わしがあります。
かつて住んでいたつくば市や、京都市にはないものです。
それが数ヶ月前、
娘のクラス情報によると
「一年前に市がお隣村と合併したことにより、
予算を取ることが難しくなり、
市のランドセル支給は取りやめになる」
というのです。
ネットなどで詳細を調べようにも確かな情報がなく、
本日の会議で質問してみました。
市議会でもめたそうですが、
「今までどおりランドセル支給は継続するので
どうぞご心配なく」
教育長さんが親切にご回答くださいました。
あ~よかったと、
ほっとしました。
コメント
ランドセルの支給ですか、良い時代ですね。戦争が終わって、小学校に入学した時、皮のランドセルを持っていた子は二クラスで2~3人でした。
布のランドセルが数人おりましたが、後は総て、風呂敷でした。
壺井栄さんの24の瞳
小説(映画)さながらで、私の通う横浜市でも材は文教所でした。
四年生になると本校に通います。
私は戦争前に国防色の布地で作られたランドセルで通いましたが、
皮の素晴らしいランドセルに憧れたものです。
絣の着物、と草履姿の子供もおりました。農家の子供たちはそんな姿でしたね。
風呂敷の子供たちは教科書を包んで腰に巻いて登校致しました。
高峯秀子さんが演じた24の瞳を観る度に懐かしい昔の日本を思い出します。
ランドセル支給は大変よき時代ですが、そのランドセルに防犯ベル必携は、良い時代とは言えませんね・・
そういえば、最近風呂敷が見直されています。風呂敷型バックというのもあるようで。
たまたま、今日お供え物を風呂敷に包んで持参したのですが、
日本文化の奥ゆかしさというか、そこはかとない風情を感じてしまいました。
(きっと様になってなかっただろうなあ。。)