自前の救急車 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年02月06日 23:08 |
私が初めて救急車に乗った時のお話です。
勤務していた病院は二次救急指定病院で、
自前の救急車を持っています。
この救急車は、
患者の転院搬送に使用することが多かったです。
認知症の高齢患者を精神科ベッドのある施設へ転院させるのに、
院長と一緒に救急車でお送りしたことがありました。
行きは患者の精神安定を優先に、
サイレンを鳴らさず、
和やかな雰囲気でドライブ気分でした。
途中暴れる可能性も考え、
医事課の男性職員や看護師、介護師も同乗していました。
無事に転院手続きを終えた帰路、
「さあ、行くぞ!!」
院長の一声で、
運転手は黙ったまま了解した様子で
おもむろにヘルメットを被りました。
アクセル踏むと同時に、
サイレン鳴らして信号無視、
助手席に陣取った院長もヘルメット着用して、
「救急車が通ります!救急車が通ります!」
と、慣れた口調でマイクに向かい、
渋滞の中、
時速80キロで
“びゅ、びゅ~ん”
とかっ飛びました。
一時間近くかかった行きに比して、
帰りは15分で病院到着!
「さすが、救急車だあ~~」
と満面の笑みを浮かべて院長はご満悦。
同乗者にとっては恐怖と緊張の15分間でした。
病人不在で、こんなことしていいんかいなって、
今もって非常に希少価値ある経験でした。
コメント
人間のすることですから時として、(しばしば)この様な事もして行われているのだと思います。
難しい問題なのでしょうね。
何が正しいかは公共性優先にも掛かって来るだと考えます。
臨機応変と言う奴ですうか!?
私の救急車体験は7年前。突然意識を失って倒れたことにより、青山一丁目駅前のスタジオから慶應大学病院まで(近いっ!)。港区は雑居ビルに救急車を向かわせるときにはしご車もいっしょに来るらしく、それはそれは大騒ぎだったそうです。かなり恥ずかしい体験ですが、意識を失っていたため当然なんの記憶もありません(笑)
>m,n.さま
臨機応変というか、
単に気分転換、楽しんでいるというか・・
だって、急いで帰らねばならぬ理由は特になかったのです・・
トホホですね。
>森さま
わぁ~~大変だったですね!
はしご車の件、初めて知りました。
なんせ、こちらは田舎なもので。
救急車ご体験のお話、また詳しく書いていただけること、期待してま~す!!