それボク |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年02月11日 18:11 |
刑事裁判の実態を描いたと話題の
「それでもボクはやってない」を観に行く。
文句なしに面白い。
ただしカタルシスはない。最後まで重苦しいものが続く。
裁判の雰囲気など実によく再現してあって感心する。
また役者も皆達者で本当に役中の人物としか思えない。
被疑者が逮捕されてから
起訴されるまでの間どんな風に過ごすのか
恥ずかしながら、その雰囲気を知らなかったので
「へーー」と思い
警察が介入すると
医療従事者の心が折れるという理由が分かった気がした。
福島県立大野病院の事件を追いかける意味でも
いろいろと考えさせられる映画だった。