医学管理料って何?

投稿者: | 投稿日時: 2007年04月12日 17:12

確定申告の前に領収書の整理をしていて、
たまに行く大学病院の領収書とかかりつけの病院の領収書に違いをみつけました。
同じ一連の病気、症状でかかっているのに、です。

かかりつけの病院では「医学管理料」というのを取られているのです。

それ以来、ずっと気になっていたこと。
「医学管理料」って何なんでしょうか?

なんとなく納得いかない感じがしていました。

今日、かかりつけの病院に薬をもらいにいくと、
やっぱり「医学管理料」を取られています。

なんだ???

たぶん病院の医事課に質問するべきなのでしょうが、
なんとなく質問しにくくて、
インターネットで検索してみました。

結果、わかったこと。
私の病気は慢性疾患なので、
長期間にわたってその病気を管理している・・・ということで、
病院が請求できる管理料ということでした。

たしかに、このかかりつけ病院の主治医の先生には、
大変お世話になっています。
私の消化器に関することはすべて把握してもらっていて、
カルテも分厚いです。
診察時以外でも、気軽に質問や相談に対応してくれます。

それを考えれば、非常に納得!!!

せっかく病院の領収書の明細を出すなら、
「医学管理料」なんてわかりにくい名前にしなければよいのに・・・。


<<前の記事:季節外れ    取次:次の記事>>

トラックバック

初めての出産で出産費用について、良く分からない?という方の為のサイトです 。突然のTBすいません。よかったら見て下さいm(_ _)m 続きを読む

コメント

森さん、こんにちは。
その医学管理料とは
ロハス・メディカル12月号
「病院の行動原理」
(詳しくは、このページ右上をご覧ください)
の表で説明した
「特定疾患療養管理料」のことではないでしょうか。
200床以上の大病院では徴収できないことになっており
病院に行った方が安くなるという医療崩壊原因のひとつです。

川口さん、有難うございます。
「病院の行動原理」を読み返しました。
ところで、私の場合、術後のフォローアップをどこまで大学病院でするのか・・・ということと、どこまでが手術した病気の影響なのか・・・ということがはっきりせず、ダラダラと大学病院に通っている上に、さらに近所のかかりつけ医にも同じような症状でかかっているという実態があります。
本来であればもう1年半経過しているので、かかりつけ医のところに完全に戻るべきであり、だからこそそこに「医学管理料」というものを上乗せできるようになっているのでしようね。
でも、大学病院の先生からは「もうここには来なくて大丈夫ですよ」という類のことは一向に言われません。
私みたいな患者まで抱えていたら、そりゃあ1日の外来予約は3,500を超えるだろうし、そこに再診料しかつかないのであれば、病院もやっていけないよなぁ・・・と思ってしまいます。
医療全体の効率化をはかるためには、もっとはっきりした病院の機能分化が必要ですよね。いまは厚生労働省、経営者、臨床の現場の医師、受診する患者、それぞれが別の方向を向いて「医療機関」と関わっているような現状ですから・・・。

森様
実に難しい問題ですね。
大学病院の医師の人件費は
外来患者数によらず一定なので
たとえ雀の涙ほどの再診料であっても
患者が多いほど経営にはプラスになります。
勤務医にきちんと人件費を払うようにすれば
クリニックへ受け渡しせざるを得なくなると思うのですが
でも、それをすると大学病院は全部潰れるはずで。。。
難しいです。

コメントを投稿


上の画像に表示されているセキュリティコード(6桁の半角数字)を入力してください。