不在者投票

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年04月25日 23:19

『私が、病院の仕事ではじめて病棟に行ったのは、
不在者投票の手伝いでした。

入院患者が投票を希望すれば、
ベッドの上でできることを、
その時初めて知りました』

という話を、
授業のはじめにしたら、

4月22日に
選挙があったことを知らない生徒が大部分。

さらに
長崎市長選で、
当選者と次点となった候補者の差はわずか953票だったこと、
無効票が15000票以上あったこと、

選挙日以前に不在者投票で、
射殺された前市長に投票したものは、
カウントされないこと、

など関連の話しをしてみたけれど、

みんな興味がなさそうだった。

だって、
長崎の前市長が射殺されたことさえ
知らない人が大部分だった!!

いいのか!こんなんで!

単に私の話が下手だからか!
と反省しています。

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コメント

よくないっ! と思います。
まさしく衆愚政治が完成されようとしているような
背筋の凍る話ですね。

そうでしたか、病院のベッドの上でも不在者投票が出来ること、知りませんでした。
昨日、友人から電話が有り、入院をしてたが退院できたとの連絡、高額医療費の返還手続きに出掛けたら、4月以降、81000円以上の金額になったとの事、これも始めて知りました。
最近は不勉強の事ばかりです。
以前は確か3~4万円位から手続きが出来た様な記憶が有ります!?、、。

政治に対する若い世代の無関心、由々しき事ですね。
若い世代と申しても、色々な種類の若者、学生にもピンからキリまで、この様な書き方は反発を生むかも知れませんが、実際にかなりの能力、資質を兼ね備えた学生から、本当に大学生かと疑いたくなる様な若者もおります。
専門校も同様と思います。
しかし、こうした若者を無関心にしてしまう、またしてきた国の体質にこそ大きな責任があるのでは、

国家百年の計と申しますが、教育の貧素な事、敗戦後、日本では知識は教えても、人の道は教えて来ませんでしたね。
知識、これ又理数、など以外はかなりいい加減、
歴史教育はデタラメ。
マスコミは何も真実を語らない。
これでどうして素晴らしい若者が育つでしょう!?
憲法問題を取り上げれば選挙での当選が危うくなる。
これも狂っている。

要するに背骨のきちんとした思慮分別を持つ、優秀な国民を他国も自国も望んではいないと言う証ですね。
亡国の民を世界が、自国民が願っており、それをマスコミが一所懸命お手伝いをして来た。
日本が幕末に英国やフランスの植民地にされなかった事を思い出す必要が有りますね。
武士道が有り、人物がいたのです。
それよりも以前、大航海時代に於いても、ポルトガル、スペインが植民地化出来なかったのにも同様な理由が有りました。
当時は戦国期で日本は動乱期でしたが、
家康の時代まではこの国は本当に強かったのです。
アジア各地、南米大陸を植民地化し悪逆非道を働いたポルトガル、スペインもこの国には手を出せず、黙って引き上げて行った歴史的事実を果たしてどれだけの日本人が知っているのでしょう。

何故か、この国が強かったからに他ありません。
歴史にもしは無いと言いますが、その考えが間違っている事に気付く必要が有ります。
もし、信長か生きていたら、多分世界史は大きく変わった事でしょう。
当時の人口、国力、軍事力を統計学的に計算しても、成り立つ事実だと思えます。

三島由紀夫さんが割腹自殺をした時、
目覚めよ日本の長い眠り。と言う檄を残しましたが。
彼の文学的美学では無く、あの吾人は真剣でしたね。
この様な脳無しの
国家になる事を、真に憂えておりました。

敗戦コンプレックスから、正しい事まで間違いの様に教え、教育してきた功罪はおおきいですね。
その結果が金さえ儲かれば何をしても良いの思想、亡国の民の誕生ではないのでしょうか!?
私は軍国主義には強く反対を致しますが。
自国を自国の力で守れぬ国家など、独立国では有りません。
孫子の兵法もこの国では役にたたず、
太平洋の向こうの大きな国が活用して、のさばって来たでは有りませんか、

若い人達は愚かな為政者と国士を見極める能力を養って頂きたいと思います。
その為には選挙の投票日にはランデブ-の前に投票所に足を運びましょう。
誰の為でも無く、自分自身の為に!!

いいのか、こんな事で!!
いや、良くありません。

>川口様
>m,n.様

コメントありがとうございます。

『よくないっ!!』

そう強く思うので、
方針を変えて、

テキストなんかほっといて(?)、

新聞記事やロハス・メディカル、
厚生労働省の医療改革案や、
現場の話を中心に、

テーマを決めて、
話しあって考える時間にしようと
考案中です。

不在者投票はカウントされないですよね…候補者が違うから。
そうなんですかぁ。
長崎のは、人生ではじめてのケースだったので、知らなかったです。
たしかに、そうなりますよね。

支持したい人をもう支持できないというのはほんとつらい。
最近、選挙と別のところでよく考えてしまいます。

>みやっちさま

おかえりなさい!!(ですよね?)
こんど豪華シートの夜行バスに乗ってみたいです。(きっとジャストフィットするような気がします・・)

長崎の件で不在者投票の扱いを、私も改めて知りました。

そうしたくても、もう支えられないとか、会えないとか・・辛いですよね。

不在者投票について言えば、現場レベルでは、非常に微妙な問題を孕んでいると思います。物理的に投票日に投票所へ行くことが出来ない人が、(家族を含めて)周りの人に指示して、選挙管理委員会へ自分の意思を伝えることだけを頼むのが理想的だと思います。しかし現実は、周囲の人はそれ以上をしてしまいがちで、何年か前に、特養で事務員が選挙違反に問われたことがありました。実刑にいたったかは、定かではないですが、善意からでたことだと思いたいですし、本当に善意のみなら事件にはならないとも言えますし、何かしら、行き過ぎの箇所が見え隠れしたのでしょうし、微妙です。

>しんちゃんさま

ご指摘の通りで、ご本人が直接意思を伝えられる方法があればベストだと思います。

実際は、複数(看護師と事務スタッフ)で立ち会っていましたが、自分で書けない方もいますし、無菌室の中での方もおられました。

事務員が説明しようとしていた姿を、『覗き込んでいる』と家族から苦情を受けたこともありました。
微妙で難しい問題を沢山含んでいると思います。

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