MRI検査とDPC |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年06月20日 23:18 |
本日はリウマチ科の外来診療日でした。
先月、一年ぶりに手の画像をコンパクトMRIで撮りました。
その結果は、
一年前と比較してほとんど変化がない、
→つまり進行していない
→エンブレル(生物学的製剤)が関節破壊の進行を防いでいる
ということにつながるものでした。
骨変化がどのタイミングで回復するかは現在研究中の課題だそうです
また、
現在開発中のコンパクトMRIでは造影剤を用いた検査は行いません。
コンパクトMRIの画像では、水分はすべて白く見えます。
このため画像で白く映っているところは
活動性の滑膜炎と、炎症は改善しており関節液がたまっているだけ
の二つの可能性が考えられます。
よって画像上は変化がないように見えても、
活動性の滑膜炎からただ関節液がたまっているだけの状態に改善している可能性もあります。
造影剤を用いると活動性がある滑膜炎が映し出されます。
ですから、この問題を解決するには、さらに造影剤を用いたMRI検査が必要になります。
さて、ここで、
造影剤を用いたMRI検査は、外来ならば約7万円かかるそうです。
(自己負担分は2万円強)
どうしても必要な検査ならば、迷わずですが、
現在痛みもなく、悪い状態にないだけに積極的に検査を受ける気持ちになれません。
主治医も
「ちょっと、おススメできませんねえ」
もしこれが、入院治療の一環ならば、DPCで、
「病院が少し赤字を覚悟すればできる検査なんですけどねえ・・
でも、まあ入院にならない方がいいに決まってますけど」
というのが診療締めのお言葉でした。
妙に納得した次第です。
(DPC制度については、ロハスメディカル最新号の特集をご覧ください!!)
コメント
真木様
お元気そうで何よりです。そう言えば先日のリウマチ教室で、講師の住田教授がコンパクトのMRIの案内をされておりましたね。
真木さんももう少し早く生物学的製剤に出会っていたら、指の変形を免れたのに、本当に口惜しい事ですね。
しかし骨破壊がストップしている、やはり画期的な薬だとおもいます。
そのまま緩解状態を長く保持できる事を心から祈っております。
私の場合は発症以来5年目なので、住田教授に出会ったとき、
指などの変形はもうありませんから、心配、有りませんよとはっきり言われました。
先日のリウマチ教室のビデオの編集が終わりましたので近々ご送付致します。
菅谷先生の最後のくだり、、、、。
はいその次、出て来た画面に、ご静聴有り難う御座いました。
つくばエクスプレスで
とう、病院に、はユ-モアが有り、患者さん達から笑いが出て、実に愉快でした。
編集をしていてその下りに来ると、思わず笑いが出ました、
住田教授にも取り入れて欲しいと実感致しましたね。
ご拝読有り難う御座いました、、、。
NAKAMURA。
> M,NAKAMURA 様
コメントありがとうございます。
うだるような猛暑と溢れる聴衆の中で、重い器材をセッティングして、ビデオカメラを回していただき、時間を割いて編集していただいた作品は、友の会の宝物です。
私にとりましても、龍ヶ崎での主治医の講演会にはじまり、昨年のリウマチ教室の伊藤先生、今回の大会の教授のご講演の進行のお手伝いができ、その映像の記録は、何よりリウマチになったご褒美ともいえる貴重なものです。
早速にご送付いただき誠にありがとうございました!!
『ご清聴』と『ご静聴』が違うということを、私は菅谷先生の最後のウィットに富むお話で教わりました。
急いで、赤面しながら先週使ったスライドの最後を修正したのでした。
教授先生には、あの会場に全くのボランティアで一式道具持参で早い時間から駆けつけてくださっただけで、頭を上げることができません。
笑いであの日の講演会を終えられたことは何よりの救いでした。
本当にお疲れ様でした。
今日のコメントを拝読して、心から無事終えられて良かったと思えました。
私は人工関節を入れて障害者手帳を持っている身なので、医療費の点では恵まれています。
お元気そうに見えてうらやましいですが、その分大変なこともあるのですね。
介護保険の点では、改正があって困ることもたくさんあります。
そんな話題も教えてもらえたらいいです。
>かもしだ様
コメントありがとうございます。
私は今までリウマチの外科的手術をしないでこれましたが、大変な思いをなさってこられたのですね。
介護保険料はお支払いしている身ながら、内容について明るくなくて申し訳ありませんが、ロハス・メディカル2006年3月号は介護保険の特集でした。
ご参考までに。
機械がおかしいのか、真木様のコメントが読めません。