某大学病院にて

投稿者: | 投稿日時: 2007年07月28日 15:57

かかりつけ医の紹介で、某大学病院を受診しました。
(といっても、何か深刻な病気というわけではありません)

初診は予約不可につき、受付開始の40分前に病院へ到着。
整理券の番号は23番でした。
受付開始まで待ち、予備診察で待ち、診察で2回待ち、血液検査で待ち、会計で待ち・・・
と、この時点ですでに3時間が経過するも、
「大学病院なんてこんなものだから仕方ない」と納得して(あきらめて)いました。
とくに今日は初診だったし、混雑する診療科だし。

でも、最後に最大の難関があるとは!!!

予想していませんでした。

そう、この大学病院は「院内処方」だったのです。

院内処方ということは、
つまり今日この病院に来たすべての人が同じ薬局で薬をもらうということです。

もらった整理券は740番。
それから延々1時間半強、することもなく、ボーっと待ち続けた挙句、
病院を後にしたのは、朝到着してから5時間後でした。

これまでいくつかの大学病院を受診していますが、
5時間コースははじめて。(だいたい初診で3時間、予約で2時間が相場)


この病院のあちこちでみかける非合理的なシステムには目をつぶるとしても、

な~んで大学病院なのに「院内処方」なんでしょうか???
まったく理解できません!!!

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コメント

私もいつも感じています。
年配の方は、丸一日の予定で診察にきていて、ある種社交場にようにおしゃべりしていますが、他に仕事がある者はイライラさせられます。
患者の立場になって考えていない、病院経営者の傲慢以外何物でもありませんよね。

高橋シズヱ様、コメント有難うございます。
そうなのですよ、仕事の合間に病院を受診したりすると、本当にイライラしてしまいます。それこそ身体によくないです。某私立有名大学病院・・・なんですけどね、ここ。

5時間はかかりすぎとしても、初診の3時間は果たして、病院経営者の傲慢だけの問題といえるでしょうか?
残念ながら答えはNoです。
大学病院にはたくさんの患者が集まってきています。そのすべての要求をかなえるには、医師を増やす、病院を増やす、ect・・・・つまり医療費を増やすしかありません。ただ、日本は医療費はかなり抑えられている国です。これからも望めそうにありません。
もうひとつの解決策は、患者がちゃんと自覚を持って軽症の場合は自分で薬を購入して治す、などです。しかし、日本では薬局で薬を買うより病院で処方してもらうほうが安いので、これも望めそうにありません。

ただ、患者のことを考えて経営をしていくことは必要ですので、その病院に改善要求を出すことはしてもよいと思います。
病院としては少ない収入の中で最大限できることを考える必要はあるでしょう。

でも、何が何でも病院や医師だけのせいにする風潮は感心できません。

大学病院ではないですが、地域支援病院(国立病院)でのことです。
当然、紹介無しで受診するのは一応ダメなのですが、飛び込みでも受診できますよね。
そこのシステムが、診察カード無しでは、受付しないということなのです。
つまり、初めて受診する場合は、まず、診察カードを作成し、それから、問診票を書き、希望診療科目を選ぶというシステムなのです。朝一番で並んで、診察カードを作成し、次に、また並んで、受診するという仕組みです。
忙しいので、診察カード事前に作成し、朝一番で、受診したいと受付で言うと、それはできないと言われ、「何故ですか?」と聞くと受付の男性は答えられず、事務の上司に聞き行ってましたが、埒があかず、直接、その方とお話ししましたが、埒があかない。システムの課長さんらしき人が出てきて、説明を受けました。
「当院は、飛び込みの患者さんのことを考えたシステムではありません。また、事前にカードを作って今度こられなかったら、カード・カルテが無駄になる」と言われ、言葉が出ませんでした。
まぁ、その様な病院なのです、大病院はと納得するしかないのでしょう。それでも、患者さんが減らないのが羨ましい限りです。
因みに、私は、小病院で事務長をしております。

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