卒業研究発表

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年12月22日 00:11

昨日まで、今年最後の学校行事、
卒業研究発表会でした。

卒業年次(医療情報福祉学科の2年生と診療情報管理士を目指す3年生)を
受け持っていない私には、
関係ないと思っていたら、
数週間前に、
卒業論文のコピーを8人分渡されて、
発表の審査に入るよう言われました。

謹んで拝読し、
期待に溢れて臨んだ本番。

下級生や他の学科から、
想像以上の聴衆の数でした。

パワーポイントを使用して、
一人10分程度の発表です。

テーマは

「電子カルテ」
「乳幼児マル福制度について」
「眼科診療の受付業務」
「病院内における病棟クラークの必要性」
「病棟クラーク業務とPHS・ナースコールの連動について」
「プライバシー問題と個人情報保護法について」

など多岐にわたります。

病院実習経験をもとに詳しく調べ、
発表練習を繰り返している内容に感心する一方で、

二年間一体何を学んできたのだろうと
疑問に思うものもありました。

後者について、
厳しい質問と、
それらに対応できない内容について
論文の再提出を求めました。

本人のため、
続く一年生のため、
学校のため、

それらは大義名分、

我慢できなかっただけです。

学生はふてくされて泣いて、
3分後には学校から消えていました。

後から知るところでは、
授業に一度も出たことのない学生だそうです。

担任の先生が困惑されていました。
(ようやく発表までこぎつけたのに・・・
そう目が語っていた)

あ~ぁ、来年の契約更新はなさそうだなあ、

でも言わずにおれませんでした。

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コメント

私は理科系の学校でしたが、一年目より実験実習があり、レポート提出を求められます。またそれに対して口頭試問があります。班編成を組むため、個人からみれば、全編に問われるわけではありません。逆にいえば、手抜きが出来る回もあります。うっかり、実験時の天候、気温を書き忘れて、試問の際放り返された人、審査・再提出を繰り返し、ハンコが表紙を一周した人もいました。今にすれば、良き思い出です。
 その学生さんも、留年が決まったわけではないようですし、発奮して再提出すればいいと思います。
 ただ、プレッシャーやストレスへの対し方は個人差があり、また時代とともに変わってくるものでもあります。100名ちかい人の前で、7つは素通りだったのに、何で自分だけ…、とならないように担任から、フォローしてもらって下さい。
 大丈夫。『来期もお願いします。』と言われますヨ。

しんちゃん様、

青春時代の良き思い出話をありがとうございます。

顧みれば、私はろくすっぽ学校に行かず、ゼミの卒業発表だけで卒論もなく、落第点で3年まで再履修した仏語は、つくば万博に行ったので前期出席せぬまま、お情けで単位をもらいました。

と、ここまで書いて、学生の審査だの再提出だの偉そうに発言した自分が恥ずかしくなりました。滑稽ですネ。

まあ、どう転ぼうともなるようにしかならないか、、、、と。

卒業まで時間があるので、担任の先生の後ろから、温かくフォローできればいいなと思います。

ありがとうございました。


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