士と師のちがい

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2008年09月19日 10:47

診療情報、医療学科1年生の『病院管理』導入のメインのひとつに、
病院はどんな職種で成り立っているか?というのがあります。
コ・メディカルの職種と主な業務内容を覚えます。
その後、病院の組織について理解を深め、事務部門のあり方を学びます。

試験の選択式問題で一番間違い目立つのが、士と師の区別です。

看護師、薬剤師、助産師、救急救命士、診療放射線技師、臨床検査技師、視能訓練士、臨床工学技士、義肢装具士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保健師、管理栄養士、臨床心理士、診療情報管理士、歯科技工士、、、などなどです。

よく勉強している人は、医師法第19条の応召義務の有無で、士と師を区別していていましたが、これは無関係です。

記述式問題を混在させたら、半分以上が、ひらがなで答えていました。
じょさんし』とか『ほけんし』とか、、、
「漢字で記載」と問題文に入れるべきでした。

また今回印象深いのは、記述式で『ドクターヘリ』の正解欄に、1割以上の学生が、『コードブルー』、まれに『コード』と書いていました。心情的に○にしたいけれど、恐るべしテレビの影響力!!

かつて、森まどかさんのブログで教えていただきました

「コード・ブルー」とは、救命救急センターで使用される合図で、患者の容態が急変したことを知らせ、緊急事態発生・至急医療スタッフ集合を意味するもの

勤務先病院では、同様の緊急事態に『ドクターコール』(復唱後、集合・発生場所が続く)と使っていました。


これから、追試の採点と課題の回収に行ってきます。

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コメント

なかなか楽しそうな講義の様子が浮かびます。教える側が楽しくないと、近頃の若い人たちは吸収しないようですからね。

ひとやすみ様

コメントありがとうございます。
お返事をした気にすっかりなっていて、(もしかして迷子になったのかも?)申し訳ございません。

何をコメントしたかも忘却の彼方なのですが、(重ねてスミマセン、、)
教える側だけ楽しんで自己満足しても、学生の利にはならんなあという反省だったような、、

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