2・18 あれから3年

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年02月18日 09:11

いわゆる福島県立大野病院事件で
加藤克彦医師が福島県警に逮捕されたのが3年前の今日でした。
この3年間、様々なことがあったので
まだそれしか経っていないのかとも思いますが
一方で昨年8月20日の一審無罪判決から間もなく半年になろうとしていて
事件の衝撃が薄れてゆくと同時に
医療界に芽生えた何かの必死さ、社会との連帯感もまた
日々失われているような気がしてなりません。


「周産期医療の崩壊をくい止める会」が仕掛けた画期的な募金活動も
広く医療界の賛同を得たとは言い難いようです。
たしかに募金活動そのものが、
傍から見ていると何をしているのかしていないのか、よく分かりませんし
弊社サイトで実施している1クリック募金の活動も着実に続いてはいるものの
何も変わってないじゃないかと言われると返す言葉がない状態です。


このままでは、佐藤章先生の言葉ではありませんが
あの事件で単にご遺族と加藤医師がつらい思いをしただけに終わってしまいかねません。
まずは、あの募金活動が今どうなっていて、これからどうなるのか
できるだけコマメにお伝えしていくことから始めたいと改めて決意したところです。

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コメント

川口さんのおっしゃるとおりにも見えます
でも5年前と比べ少しずつ変わっているとも思えるんですよ。
ご遺族と加藤医師がつらい思いをしただけ、に終わらせないようにしましょうね。

>立木志摩夫先生
ありがとうございます。
終わらせないための第一歩として
本日から堀米さんにブログに参加していただきました。

K先生逮捕以来、地道に献金しています。少しでも何か変わることを祈って。

昨日、アンケートのプレゼントが届きました。ありがとうございました。

私も加藤先生の逮捕以来、出来る事を自分なりにしてきました。このブログのコメント欄に書き込みをさせていただいたことがきっかけとなり、「くい止める会」の皆様と交流をさせていただいております。

私にとって、大野病院事件はまだ終わっていません。佐藤先生と加藤先生が、産科医になって良かったと、心の底から思う時、事件は終わります。

何が出来るか、わかりませんが、これからもがんばります。
いつか、ご遺族の皆様にも、先生方のやさしいお気持ちが届きますように。

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