慢性期医療への「質の評価」導入と、"事後承諾"の場の中医協」 コメント欄 |
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投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月10日 16:16 |
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慢性期医療への「質の評価」導入と、"事後承諾"の場の中医協」 コメント欄 |
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投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月10日 16:16 |
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コメント
熊田梨恵様、療養病棟への質の評価という悪辣きわまりない厚労省の政策についての労作の執筆。ご苦労さまでした。
武久氏をはじめとした委員はいろいろと文句を言っており、内容は妥当でしたが、「人間として許されざる一線」を超えた厚労省の野蛮な政策に断固反対する言い方は全くなかった。このことが確認できました。
自分は回復期リハビリテーション病棟への「質の評価」という蛮行の中止を求めて法廷闘争をしましたが、最高裁判所は東京高裁の「入り口での排除」、つまり厚労省の告示は行政行為・処分ではないので、医師個人が違法性を裁判所に問うことはできないことを認めました。告示の内容がいかなるものであっても、医師は告示の内容の違法性を裁判で明らかにすることができないということです。
療養病棟の削減にしろ、「質の評価」にしろ、どちらも公費支出削減以外の目的は皆無であります。官僚の暴走を止めるためには政治と市民の力を活用する他ありません。
今度の選挙で厚労省と与党の野蛮な政策に鉄槌を下すために、政権交替を実現します。民主党などの野党のマニフェストにリハビリ病棟の質の評価中止やリハビリ日数制限中止など入れるように私は全力を尽くしております。
熊田 梨恵 様
12ページの大作、本当にご苦労様でした。キャリアブレイン時代から熊田さんの記事のファンです。
医療療養病床を経営するものとしては、熊田さんの慢性期入院医療分科会記事は即時性、内容の正確性という面で本当に助かっています。
私もこの分科会は何度か傍聴したのですが、地方に暮らしていると億劫になってしまって・・・・。(厚生労働省の議事録のアップを待っていては遅いですしね。)
今回の記事について言えば武久会長を始めとする先生方が、慢性期医療を少しでも良い方向にしていくため、色々と発言していただいたいるようですね。
高齢者がますます増えていく社会にあって、これからの慢性期医療をどうしていくかは本当に重要な問題です。それは単に医療区分、ADL区分がどうのという問題ではなく、人間の生と死ということに向かい合って考えていかなければいけないのだと思います。
来年の診療報酬改定に向けて忙しい日々が続くと思いますが、お体をご自愛の上頑張ってください。
澤田石順様
いつもありがとうございます。
>療養病棟の削減にしろ、「質の評価」にしろ、どちらも公費支出削減以外の目的は皆無であります。
「回復期の次は」と、とうとうここにメスが入ったのかなと
私も感じている次第です。
>官僚の暴走を止めるためには政治と市民の力を活用する他ありません。
私自身も、記事を書くことで皆様に情報をお届けし、
澤田石様のように行動なさる方々のお役に立てればと思っております。
どうぞ、お体ご自愛くださいませ。。
ニッコウのクマさま
記事がお役に立っているとのこと、幸甚にございます。
ありがとうございます。
>高齢者がますます増えていく社会にあって、これからの慢性期医療をどうしていくかは本当に重要な問題です。それは単に医療区分、ADL区分がどうのという問題ではなく、人間の生と死ということに向かい合って考えていかなければいけないのだと思います。
仰る通りと思います。
委員の方々からも、「そもそも慢性期の範囲を考えよう」という意見が出ていましたが
もうそんなどころじゃないスケジュールに来てしまっており、
議論対象を変えるには上部組織に諮る必要があり、政策論となれば「これは医政局」と…。
一方で医政局の検討会の議論を聞けば、やはり診療報酬の話にならざるを得ないので「これは保険局マター」となり…。
どこの議論を聞いていても、皆フラストレーションがあるように感じます。
それは、自治体、団体の議論にも共通しているところがあり…。
私もいろいろと模索しながら、書いていきたいと思っております。
今後とも、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。