抗菌、防カビ、って本当は? |
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投稿者: | 投稿日時: 2009年07月01日 23:50 |
このところ、梅雨ということもあって、カビや酵母について取り上げています。その中でふと気になったのが、近年増えている“抗菌”や“防カビ”といった加工が施された商品のこと。対象となっているのは、お風呂場やトイレ、台所用品といった水周りの品々から、靴下やタオルなどの繊維製品、はたまた机や文房具などのオフィス用品など、実にさまざまなものがあります。
しかし、「抗菌」というのは、何に対して“抗う”効果があるのか、細菌?カビなどの菌類?それともウイルスにも効果があるのでしょうか?そしてどんな効果があるのか?さらに、「防カビ」という言葉もよく聞きますが、そう謳っていれば決してカビが生えることはないのでしょうか?
そもそも抗菌や防カビ以外にも、滅菌、殺菌など、似たような言葉が溢れていますが、それらの違いについてはあまり深く考えたことがありませんでした。ということで、こうした言葉の定義について明らかにしてみたいと思います。