新型インフル エビデンスないからこそオープンに議論を コメント欄 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年08月27日 23:25 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年08月27日 23:25 |
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コメント
実に痛快、かつ本質に迫ったインタビューでした。
新型インフル対策では、感染症に詳しくもない私ですら容易に予知(紙面化)できるようなことですら「想定外」コメントを乱発してきた厚労省。ずっと「どうしてこうなんだろう???」と不思議に思っていたことが氷解しました。
健康局長が「ピーク抑制」の意義がわからないの? 官僚も知らない? それなのに、先日は「国民2割が感染・・」なんて根拠ないデマを流していた。豪州も2割説を当初は流してましたが、ちゃんと現状(レベルはブリスベン株で大騒ぎになった07年以下)を国民に示し、「あの予測が当たっていないのは、皆さんのおかげ」と謝しています。
記事に大笑いした後、悲しくなり、今度は怒りがこみ上げてきました。
医療すべてに無過失補償を
ワクチンについては確かにその通りだと思います。村重さん頑張ってください。頑張りついでに、医療すべてに無過失補償を導入してほしいと思います。
皆さんご存じの通り、医療に絶対はありません。どんな薬にも未知の副作用が生じる可能性がありますし、1%以下の副作用を常に気にしていては日常診療など怖くてできないと思います。また、患者さんの収入に応じて補償額が変わることも、非常に奇異な感じがします。故意に与えた損害、通常起こるはずのない損害と、医療における事故とは次元の違うものだと思います。
新型インフルエンザワクチンにアジュバントを加えるかどうかについては「新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会」で下記のごとく論議されています。以下、抜粋。
「ヒトによる臨床試験では十分な抗体価の上昇が得られたなったことから、新型インフルエンザワクチンの開発に当っては、リン酸アルミニウム等のアジュバントの添加が選択肢の一つであると考えられている。なお、アジュバントを添加した場合には、必要な抗原量を通常の数分の1にまで減らすことができる可能性があり(中略)ワクチン供給量を数倍に増加させることが期待できるが、同時に(中略)接種部位の局所反応等の副作用が増加する可能性がある」
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/vAdmPBigcategory10/49256FE9001B533F49256F03001B4E9B?OpenDocument
アジュバントを使って十分な効果が期待できる国産ワクチンを数倍増産することが計画されていたのに、効果が弱い通常のHAワクチンを製造した。やっぱり不足したから、海外製ワクチンを輸入する。
どうしてこうなったのか?
民主党新政権による情報公開と問題解明を期待します。
新型インフルエンザ対策改善要望書(民主党政権へ)
http://blog.goo.ne.jp/1945umare/e/9e0139d8208384a23b60c0996ef272b1