これ臨床研究? |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年03月03日 00:00 |
慶應義塾大学医学部で行われていた臨床研究が事前の計画と異なっていたことが分かったと中止されていたそうだ。
記事を読むと、問題とされたのが
学内の倫理委員会に申請された研究計画では、慶応病院の患者にアプリを利用してもらった上で、一般公開するとしていた。だが、実際は慶応病院の患者が利用することなく、一般に公開されていたことが昨年末に判明。1月20日に調査委員会を設置して経緯を調べている。また翌日にはアプリの公開も中止した。
で、分かったような分からないような。
どんなアプリだったのかググってみると永江一石さんが紹介している文章があったり、ITMEDIAの記事があったりして、リリース当時は相当に注目されていたらしい。考え方としては面白いよなあと思う。
ただ、これを臨床研究と呼ばれると、おいちょっと待て、と思う。身体所見をちゃんと取らずに機器経由の情報だけ集めたって意味ないだろう。集めてどう使うつもりだったのか。それでもアプリのリリースだけ先行していたという点に、何やらおカネの匂いを感じてしまう。慶応大学が慌てて中止させたのも、そんな理由からだろうか。