エピペン回収とAI記者 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年03月14日 00:00 |
PMDAメディナビというのに登録している。医薬品医療機器総合機構(PMDA)が、医薬品の回収とかあるとメールで知らせてくれる。
で、数日に1回という結構な頻度で回収は行われているのだが、大抵は輸血用血液製剤で、素材がナマモノだからねえと思わされる。それが昨日、珍しく一般の医薬品であるところの「エピペン」が自主回収になったと流れて来たので、興味を持ってプレスリリースを眺めてみた。
ところが、
医薬品注入器が正常に作動しないおそれがあり、使⽤時に接種できない可能性があるから回収すると書いてあって、はて、これは一体どういうことだろうと悩んでしまった。
そうこうしているうちに朝日新聞が報じて、ああ針が出なかったのか、とようやく納得がいったし、そりゃ大変だ、下手すると命に関わるぞとも思った。そんなに頻繁に使うような製品ではないので、針が出ないかもしれないと知らなければ、自分の使い方が悪いのかとパニックになってしまうかもしれない。なぜ、そう分かりやすくリリースに書かないのか、かなりナゾだ。
そう思って、各社の報道をググってみたら、産経新聞が
正常に作動せず接種できなかったと「タテのものをヨコに」しただけで配信していたので、鼻水が出てしまった。そんな仕事の仕方をしていると、AIに取って代わられちゃうよ、と思う。