ワクチン接種優先順位「医療機関での判断は難しい」―民主党・足立信也参院議員
民主党の足立信也政調副会長は7日、厚労省が新型インフルエンザワクチンの接種を医療機関で行う方針であることについて、「接種の優先順位を医療機関が判断して打たない、というのはできないと思う」との見解を示した。(熊田梨恵)
厚労省は7日に行われた民主党本部での新型インフルエンザ対策に関するヒアリングで、医師会に委託契約した上で、医療機関でワクチン接種を行うことや、接種の優先順位を医療機関が判断する方針であることを説明した。
足立議員は会合終了後にロハスメディアの取材に対し、「予防接種を受けたいと言って来ている人を、医療機関が国の示すこの4つの基準に該当するかしていないかを判断して、『打たない』と言って返すことができるだろうか。よっぽど周知していないと民間での判断は難しいと思う」と述べた。
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