原発作業員の健康被害に備え補償策を ─ 虎の門病院
■ 「日本全国の血液内科の病院が一体となって」 ─ 谷口部長
[谷口修一・虎の門病院血液内科部長]
昨日、国立がん研究センターでも「こういう準備ができていますよ」という発表があったようですけれども、これは我々......。
ちょっと、記者さんの間でも混乱があったと聞いていますが、国立がん研究センターと虎の門の血液内科の医者同士というのはこれはもう、同じ釜......を食ったかどうかはちょっと......ですけれども、兄弟のように育っている仲間ですので、一緒にやっておりますので......。これは仲間でやっていると。
あと、学会等のサポートについてはまた別に(豊嶋准教授から)お話しいたしますけれども、日本全国の血液内科の病院、施設が一体となってやっていることであると。
虎の門に関してはまあ、東京という場もあり、どうしてもこういうことを世間の方々に認知していただく必要があると考えましたので、私個人が文書を作って......。
認知していただくための努力をしたということで、我々としてはその準備が整ったということのご報告でございます。以上です。
[内田直之・虎の門病院血液内科医長]
ありがとうございました。それでは、九州大学の遺伝子・細胞療法部の豊嶋准教授から追加のご発言をお願いしたいと思います。豊嶋准教授は「日本造血細胞移植学会」の理事、「日本輸血・細胞治療学会」の評議員をしております。
▼ 日本造血細胞移植学会が3月29日に発表した声明文はこちら。
豊嶋先生、よろしくお願いいたします。
【目次】
P2 → 「健康被害の脅威ある中で作業」 ─ 山口院長
P3 → 「生殖器の次に障害を受けるのが骨髄」 ─ 谷口部長
P4 → 「突飛なことをやるわけではない」 ─ 谷口部長
P5 → 「未承認薬は50人分を輸入している」 ─ 谷口部長
P6 → 「日本全国の血液内科の病院が一体となって」 ─ 谷口部長
P7 → 「オールジャパンで支援体制を組みたい」 ─ 豊嶋准教授