お芋の話

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年08月22日 23:24

食べ物にあまり執着しない私の数少ない好物が、鯖寿司とわらび餅とお芋です。
(これにマヨネーズご飯が加わるのは、オフレコに・・・)

で、わらび餅に、ちょっと変り種を先日京都で発見。
京都といえば「おたべ」ですが、これに「わらび餅仕立て」が加わりました。冷やしていただきます。
結構いけます。
ついでに黒ゴマおたべ も出たよ。

次にお芋ですが、沖縄に行った友人のお土産に

べにいもたると」というのをいただきました。

これ、自然な風味で甘すぎなくて、紫色のお芋が妙に自然で絶品です!
思えば授乳期間中、夜中に冷蔵庫をあさって(ちょっと想像したくない姿)、お芋を焼いて食べたぐらい・・好きです。

芋といえば、焼き芋屋さんは、冬の病院の定番・・
つくばの病院にも、秋が深まる頃、青森から出稼ぎにやってくる焼き芋屋さんがいました。

お芋の味も忘れがたいのですが、強く結びつくのが、常勤顧問病理医のI先生。
80歳に手が届くお歳で、お酒が大好きな辛党でいらしたのですが、ある時から、チーズケーキや焼き芋が食べたいとおっしゃるのです。
そのわけは、前立腺癌をご自分で見つけて、手術はせずにホルモン療法の注射で対処されていて、
それは女性ホルモンなので、嗜好が女性的になるとのこと。
奥様と喧嘩をするときの思考回路まで、オンナになるから、女同士のいやらしさが出るのがよくないと笑っておられました。

取り巻く先生方は、心配して手術を勧められたのですが、
「自分でもっておこうと思って。その方が残りの人生緊張感あっていいじゃない?」
と淡々とおっしゃる姿は圧巻でした。

山形からお見えになって、院長室でお休みなるI先生に、私はせっせと焼き芋をサービスしました。

なぜ常勤顧問の先生が山形から見えるのか、病理医の先生が大きな病院(臨床研修指定病院)にどうして貴重な存在なのかは、また別の機会にお話させてください。

何はともあれ、I先生は、とてもお元気でご活躍です。
お芋のお話でした!

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コメント

お芋には思い出が有ります。戦争が終わって間もなく、都会は食べ物が有りませんでした。
子供達は皆、空腹を抱えており、山野の恵みの恩恵、また畑の持ち主は子供達の被害をあびたと思います。
学校から帰ると、数人の仲間が集まり、拙攻をたて、見張りを置き、芋畑の攻撃に入ります。
当事は農林一号と云い、大きな獲物でした。
二つ~三つ、手にはいると、素早くその場から引き上げ、雑木林の隠れ家に出掛けます。
大きな都市でも郊外には未だ自然が豊富で、子供達は安心して野山を駆けめぐる事が出来ました。
手分けをして薪(たきぎ)を集め、焼き芋を作りました。
皆平等にナイフで切り分け、真っ黄色に蒸けた焼き芋を口にした、あの美味しさは忘れる事が出来ません。
無言で顔を合わすと、仲間の顔は皆、満足げに笑みを浮かべていたものです。
私は今も焼き芋が大好き!!、、、、、。

>m,n。様
ほろ苦くてあったかい思い出を、ありがとうございます。
やっぱ、薪で焼くお芋がさいこーですよね!!

夏だったんで、冷蔵庫の芋を輪切りにして、匂いがこもらないように、フライパンで蒸し焼きにした(*^ρ^*)私はお馬鹿゛(ノ゜◇゜)ノ゛それぐらい空腹だったんですう~~~っ!

すみません!!先程のコメント真木でした。入力忘れました。(直せないのね・・・・><)