意外と知らない(7)

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年12月11日 12:33

その7
「開業医は
 勤務医の『あがり』形(の一つ)である」


それぞれ立場は違うのだけれど
勤務医の間は薄給激務でも
開業したら、ゆったり快適な暮らしが待っている
というのが、勤務医のモチベーションになっている部分はある。


よって
勤務医の待遇が悪いからといって
単に開業医を締め付けると
勤務医の夢と希望をも打ち砕くことになる。


悪徳医が儲からないようにすることは絶対に必要だが
それを全員に影響する診療報酬で達成しようとするのが
大間違い。

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コメント

 私は親のピンチで開業医となりましたが儲からないですよ。企業の部長と同じか下回るレベルです。立地条件が悪いのですが、来てくれる患者さんを見捨てることができずに薄給に甘んじています。
 さて、私は以前にいくつかの病院の外来収入を検討したことがあります。特別な診療・検査を行う外来以外では、どこでもだいたい同じで外来診療だけでは赤字になります。黒字を保っていられるのは、どうやら自治体検診が加わるからのようです。
 ところが、来年からの特定検診の開始により検診事業による収入ががくっと減少する可能性があります。したがって、一般開業医でも経営が成り立たなくなるところが増えるのではと危惧しております。自分の収入が減るのは何とか我慢できても経営が成り立たないのでは閉院するしかありません。

>40後半開業医先生
コメントありがとうございます。
継承されたということは
初期投資がほとんどかかってないと思いますが
それでもキツイですか。
だとすると
二世でない勤務医の方々には
開業も夢また夢ですね。

医療崩壊ー地域医療の崩壊は、今国民的な関心になっていると思いますが、わたしの知人の開業医の先生が最近、このテーマで執筆されています。
この本によると、その崩壊の主な責任は、医療行政の問題にあると指摘しています。つまり、医療費など年間2200億円削減のしわ寄せを、地域の医療現場に押しつけているとのことです。
このような、一開業の方々を含めて、現場の医療関係者から様々な議論が巻き起こってくることを期待したいところです。
『医は仁術か算術か―田舎医者モノ申す』(定塚甫著・社会批評社・1500円)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/80-9.htm

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