第三次試案

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年04月03日 18:37

昨日の読売新聞報道で既に皆さん予測済みとは思いますが
いわゆる事故調の設置に関して厚生労働省の第三次試案が
出されました
これを元に国会提案されるんだと思います。


パブコメ募集の仕方は「任意の意見募集」で
それを法案に反映するつもりもないようですから
厚労省に意見を出してもあまり意味はないと思われます。
悔いのない審議をしていただくため意見は国会議員に直接届けましょう。


(以下4日に追記)
本日付MEDIFAXによると舛添厚生労働大臣が

「第3次試案を基に議論し、大方の同意が得られれば国会に出す」と述べる一方で、議論の行方次第では第4次試案もあり得るとの見方を示した。

だそうなので、パブコメを出す意味はあるようです。
謹んで訂正申し上げます。

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コメント

 法的強制力は持たないのですが、自分はパブコメ書くつもりでいます。

 制度設計上の不備、組織設計上のあまりにも初歩的な知識不足、それに対して考えられる打開策と代案を出します。

 自分も採用される可能性は全くないと考えていますが、黙っているとみんなに認められたと勘違いされても、死んでいった人々があまりにも可哀想ですから。

川口様、毎度、過激な発言でお騒がせしています。

医者側がここで安易に妥協したら、将来はとんでもないことになります。
特に現場の第一線で働く臨床医が団結して徹底的に理論武装して、馬鹿げた試案を撤退させねばなりません。
臨床医が先頭に立って、少なくとも世界保健機関を含めた世界の流れに沿った医療安全の制度・法律を作り上げることが必要です。

*医療過誤展望-第四 外国事情
http://homepage1.nifty.com/uesugisei/tenbou.htm#第四 外国事情

*医療事故の現状と課題(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0433.pdf#search=\\\'医療事故の現状と課題\\\'

*Draft guidelines for adverse event reporting and learning systems (世界保健機関)
http://www.who.int/patientsafety/events/05/Reporting_Guidelines.pdf

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