筋腫治療6:手術報告

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2009年03月13日 16:12

無事に手術を終え、術後3日目です。

思いのほか、癒着が酷く、筋腫は骨盤下位に浸襲していて、予定の2倍、3時間を越える手術になりました。
出血量1300ccで、「PET検査を受けた頃からの内膜症もあったのでしょう、1~2年であんな状態になるもんじゃない」と後で言われました。
左の卵巣は子宮にくっついてしまった状態で、いっしょに摘出してもらいました。(できれば両方残して欲しいと希望しましたが、問題があったときはお任せすると伝えていました。)

輸血はしませんでしたが、今朝まで増血剤の点滴、術後2日目までお腹に管が入っていました。(これらは順調に進んだ場合には不要なものでした)

オペ室の看護師さんと術後お話したら、「小さな身体からよくこんな大きなモノが出てくるわ!」と思ったそうです。デジカメで撮ってもらいましたが、まだ見ていません。500~600g程度だそうです。

全身麻酔と硬膜外麻酔の併用でした。入院受付で「俺、明日麻酔やりますから」とおっしゃってくださったのは手術部長兼副院長、同じ町内のK先生。外科医としてのオペが見事であることを、かつてオペ室の看護師さんたちから聞いていて、これが前日何より心強かったです。
婦人科主治医のS先生も「麻酔がK先生で本当に幸運だった。K先生は麻酔だけじゃないので」とおっしゃってました。

術後の吐き気や血圧がもどらない苦しみの他、昨夕硬膜外麻酔の管がとれて、この威力を思い知りました。そこまでは『痛い』という感覚とほとんど無縁だったのに、切れた途端のた打ち回りました。無理して少し流動食を食べたら、お腹の中で洗濯機が強で回り続けた感じでした。看護師さんが血圧が低いのでボルタレン座薬を躊躇ったことも災い?して、泣くほど痛い眠れない一夜でした。調子に乗って麻酔をつけたままシャンプーもしてもらったのですが、熱も38度を超えました。

今日のお昼で点滴も外れ(今夜最後の抗生剤点滴があるようですが)、おかゆご飯になりました。
院内スプリングコンサートにホールまで歩いて、素晴らしい演奏を楽しみました。
夫が、数年間使用していなかったパソコンを、時間をかけてアップデートして繋いで帰ったので、厚意を無駄にするといついつまでも言われそう?なので、一番にブログを書きました。
明日はシャワーができるといいな。

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コメント

手術成功おめでとうございます
でも痛みとの闘い、つらそうです…
何か手伝えることがあればいつでも協力しますよ♪

そういえばトントンと同級生のRちゃんのパパ(外科のM山先生)
私のバスケ部時代の先輩だったことが判明
世の中狭いです

遅ればせながら、成功おめでとうございます。
痛かったんでしょうね。
順調な回復をお祈りしております。

teru様

もったいないお言葉、ありがとうございます。
M先生と同じ病院にいたとき、外科(麻酔)のK先生と三人、「子供が同じ小学校になりますね~」と話していて、もう卒業年かと感慨深いです。(K先生ちは一学年上ですが)それから、M先生はK先生の大学後輩です。
マイナーな話ですみません。
ついでに、育成会迷惑かけてるのでご支援よろしくお願いします。


川口様

コメントありがとうございます。
今月号のロハス、患者さんだけでなく外来診療が終わった若手医師のバックに入っているのを見ると嬉しいです。入院するのも悪くないかと。
リウマチ特集、秀逸、労作だと感激して拝読しました。約束守ってくださってありがとうございます。

あの、それから誤解を招きそうな訂正二点、

麻酔が切れると確かに痛いですが、個人差あり、私のようにリウマチや多量出血や問題なければ、ばんばん(いろんな種類の)痛み止め使えて、痛みのコントロールは大変ではないと思います。もし今後オペされる方は心配しすぎることはないかと。

些細なことですが、
入院受付けに麻酔部長がおられたのではなく、たまたま昼時コンビから通りがかったK先生が、入院受付をしていた私を見つけて、お声をかけてくださいました。

(支離滅裂、わかりにくい文章ですみませんm(__)m
入院中ということでご勘弁ください)

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