「コスト調査」という名の医療費抑制ツール コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年08月04日 16:37

 医療機関のコスト調査について、中医協・基本問題小委員会の診療側委員からは疑問点や質問が出されたが、支払側委員は前回調査よりも好意的に受け入れた。コスト調査が医療費抑制ツールの1つになるからだろう。(新井裕充)

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コメント

新井様
記事にある、
>今回の調査結果を「代表性がない」と判断するかどうかは、中医協で全く議論していない。

調査結果が母集団を代表しているかどうかというのは統計上自明な問題であって、中医協で議論するまでのものでないように思えますが、「代表性がないものをあるとみなして診療報酬の改定に反映させるべきか否か」議論されていないという意味なのでしょうか? それとも、そもそもの調査目的(手法開発)の設定自体おかしいという意味なのでしょうか?

初めてコメントします。病院のコスト分析などをやっていたこともあって、大変興味深く記事を拝見しました。色々と核心を突かれている記事もある中で、今回の記事は正直【知識不足の上での断定】が多いように感じ、残念に思いました。特に「『階梯式配賦法』という意味不明な配分方法」というのは、言い過ぎです。階梯式配賦法は原価分析を行う上での有名な手法の一つであり、それは意味不明ではありませんし、病院のコスト分析以外でも用いられるメジャーなものです。

そもそもコスト分析は、1円1銭までを同定することはできないものであり、ある程度の傾向を見るためのものに過ぎません。その点で、どこまでの正確性を期待するかを予め明確にしないと、批判のための批判になってしまう恐れがあると思います。

以上、長くなって申し訳ありません。

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