「呼吸脈拍の観察できない救命士が1/4~1/3いる」-消防庁検討会

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月19日 16:28

 「基本的な呼吸や脈拍の観察ができていない救急救命士が約4分の1から3分の1程度はいる」-。消防庁が開いた救急医療に関する有識者会議に、救急救命士の観察能力や手技に関する調査が示された。救急振興財団救急救命九州研修所の竹中ゆかり教授は調査について、「呼吸や循環を見るための基本手技が不足しているので、改善のための訓練が必要。教育項目や国家試験ガイドラインなどの根本的な見直しが求められる」と話している。(熊田梨恵)

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コメント

 研修医どころか一般の医師でも、呼吸と脈拍の観察、特に前者ができる人がどれぐらいの割合なのか、国内での調査は聞いたことがありません。

 救急救命士はクリティカルな現場が日常であり、日本の医師の大半はそうではありませんが、それでも調べてみるぐらいはしてみても良いように思います。

意識障害とアルコールによる酩酊の区別もつかないようで
「意識障害ですっ」といって大虎をよく搬送して下さいます。
薬物中毒も同様で、「到着してから」実は他の病院から処方された
安定剤を多量に内服したようです、と教えて下さいます。
こちらも段取りとか準備があるので、正直に申請して欲しいですね。
未保険、精神科通院歴とか自殺企図、薬物中毒、ホームレスとか
妊娠中とかの情報は聞かれない限り申請しない方が最近 増えたように
思います。

浪速の勤務医さん、はじめまして。

患者さんの中には、必要以上に救急隊員に情報を伝えない方が、多々います。
ER室で勤務の場合は、すべての情報がそろって診察できるとは、思わないでください。

救急車を呼ぶ人は、すぐに病院へ行きたい方だけですので…。
そんな人に、救急隊がいろいろ詳細な情報を得ようとしても(たぶん、情報収集に追われてると思いますが…)、無駄なだけです。

急変時の対応ができると思って、診ましょう。

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