ワクチン同時接種、してきました。

投稿者: 堀米香奈子 | 投稿日時: 2011年12月01日 01:21

インフルエンザの予防接種、2回目が終わったので、今度はおたふくかぜ(ムンプス)水疱瘡(水痘)のワクチンを打ってもらってきました。先にも書きましたが、かかりつけの小児科の受付で同時接種できるか聞いてみたところ剣もほろろに断られたのですが、いつも診てもらっている医師本人に確認したら「じゃあ、同時接種しますか」と、かなりあっさりOKが出たのです(小児科学会が同時接種を前提とした接種スケジュールを提案しているのですから、本来はできて当然のはずなんですけれどね)。

下の子はもう1歳9ヶ月ですから、もうとっくにおたふくかぜワクチンも水疱瘡ワクチンも打っていてよかったのですが、のんきでしばらく気づかなかったり、その後も忙しさを理由に先延ばしにしたり、風邪を引いてしまったりでここまで来てしまいました。今回は2人とも37度5分ちかい微熱だったものの、無事に2本(両腕に1本ずつ)打ってくることができました。今までは予防接種をしても無反応だった下の子も、今回からは打たれた瞬間に泣き、上の子は最初から最後まで泣きっぱなし、特に2本目にはものすごい抵抗を見せて大騒ぎでしたが・・・。


そして会計。二人に2本ずつで、合計2万8千円也。!!!!
乳幼児の医療は、病気や怪我に関しては、乳幼児医療証が市から交付されていますから、3割どころか、ゼロ負担です。だからかかりつけ医の窓口では、予防接種以外にお金をはらったことがほとんどありません。それが今回はこの金額。おたふくかぜが6500円に水疱瘡が7500円、×2人分です。事前に聞いてあったのでその場では問題なく支払いができましたが、きちんと準備してお財布に入れておかないと慌てる額です。先に打ったインフルエンザ1本3000円×2回×2人分=12000円とあわせると、この1ヶ月ちょっとで予防接種のためだけに福沢諭吉4枚が飛んで消えた計算。うーん、厳しい!


おたふくかぜも水疱瘡も、どちらもワクチンは任意接種です。一般的にはまだまだ任意接種ワクチンについての認識と理解は足りていませんから、この金額ではなおのこと足が遠のいてしまいますよね。私も自分が関心を持ってこの問題に目を向けてきていなければ、「任意接種だし、べつに打たなくてもなんとかなるでしょう」で済ませていたかもしれません。まして上の子は2回目の接種です。水疱瘡やおたふくかぜのワクチンも2回接種が推奨されていることは、ワクチンフォーラムなどに参加して始めて認識しました。ですから今のところ、一般的には打ったとしても1回の親御さんがほとんどなのではないでしょうか。私は自分が仕事を持っていることもあって、とにかく子供の病気がもっとも困ることなので、なんとしてもきっちり免疫をつけたくて、今回、上の子と下の子、二人とも同時接種をお願いしました。


それでも、申し込んだ段階でおたふくかぜ6500円+水疱瘡7500円(×2)と聞いたときには一瞬耳を疑いました。確か、上の子が1回目接種を受けたときには心持ち金額が低かったような・・・。家に帰って調べると、以前済んでいたところのかかりつけ小児科では、おたふくかぜ4000円、水疱瘡7000円とのこと。また、以前、不活化ポリオワクチンでお世話になったナビタスクリニック立川では、おたふくかぜが4410円、水疱瘡が7770円と設定されています(ホームページに金額一覧があるので分かりやすいし良心的ですね)。確かにやや安いかも・・・。まして2人では最大6000円違ってしまいます。これは結構大きな違いです。一瞬、今のかかりつけ医のほうをキャンセルして、どちらかのクリニックに2人を連れていこうかとも考えました。しかし平日に子供2人を連れて予防接種のためだけに電車で出かけていくのも、かなりの手間です。交通費を差し引けば、その苦労に見合う額が手元に残るとも思えず、すぐにこの考えは却下されました。


今はせめて、下の子が2回目を接種する頃には、どちらのワクチンも定期接種化(公費負担化)されていてほしいと願うばかりです。


ちなみに予防接種については、このところいろいろな話が耳に飛び込んできます。今回のおたふくかぜワクチンも、近所の小児科が6500円もするのに、他の2箇所では4000円台。これはワクチンのメーカーが違うためでしょうか(そこまでは確認できませんでした)。このメーカーの違いというのも気になるところです。


というのは、メーカーが違えばやはりちょとずつ内容も違ってきます。MRやDPT、インフルワクチンなども、抗体の獲得率や安全性が、各社で微妙に(ときに「微妙」といえる範囲を超えて)違ってくるらしいのです。しかし、添付文書を見ても、その差はわかりません。行政上もほぼ同じものとして扱われます。英国では3年ごとにメーカーが入札して政府のワクチンプログラムに使用されるワクチンが決まりますが、日本はいわゆる“護送船団方式”ですからね・・・。


不活化ポリオワクチンも、国内メーカー4社が開発中。それぞれの製品の差はないものとされるんでしょうね。

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コメント

小児医療を無料にすると、感冒ぐらいでもコンビニ受診することで小児医療を崩壊に導きます。
その前に、ワクチンをまず無料化すべきですね。
財布の痛いお気持ちはわかりますが、無料だとわからなかった、医療の有難さをしみしみ噛みしめる良い機会だったかも。おっと、そうするとワクチン無料化も、また、恩恵を忘れさせてしまうことになるかなあ。義務化して無料化すると、何か起きた時にお上のせいにして騒ぐ、だから、任意接種にした、というのが大きな歴史的な流れでしたから・・・。
  患者さんたちの、病気や医療に対する感じ方には、いつも虚を突かれることが多く、日々、学んでおります。タバコや酒やサプリメントや漢方薬に関しては、科学的思考がストップしている方々が非常に多く、降圧剤など医師が処方する薬への不信感の根強さにも驚かされます。
  少し脇にそれてしまいましたが、医療リテラシーの強化に、ジャーナリズムも寄与していただきたいものです。

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