歯科健診2分、歯科健診待ちは2時間。

投稿者: 堀米香奈子 | 投稿日時: 2012年03月09日 16:16

2月で下の子が2歳になったので、市から歯科健診のお知らせと問診票が郵送されてきて、今週の水曜日に朝から出かけてきました。受付は9時15分から10時15分、しかし上の子の登園後にバスを乗り継いで会場に向かうしかなく、到着したときは10時15分ぎりぎりでした。そして健診が終わって帰宅したのは13時過ぎ。なによりげんなりしたのは、3時間以上費やしたうち実際の健診そのものはたった2分だったことです。

今回はとくに受付終了ぎりぎりに駆け込んだので、会場にはすでに100人くらいのH22年2月生まれのお子さんたちが順番を待っていました。私も普段はできれば受付開始よりも30分も前に到着して、早い順を取るようにしています。遅ければ遅いほど、待ち時間が長くなるのは分かってはいたのですが・・・。そうして早く来た人たちは、ちょうど帰り始めた頃でした。それでも30分早く来ても、受付開始後すぐに健診があるわけではなく、そこからまた人が集まるのを待ってから講習会のようなことをやり、その後に問診票をもとにした保健師との個別面談があり、それからまた順を待ってようやく歯科健診です。その後は歯科衛生士によるブラッシングの指導がまた個別にあるので、受付開始より30分近く前に来た人も、結局は計1時間以上かかってようやく解放されるという状況です。


こうした長時間の拘束は、集団健診では当然のこと。問題は、とにかく長い待ち時間が“割に合わない”こと。今回で言えばまず最初の集団での講習は、ぎりぎりに駆け込んだ最後のグループだったのでダメ押しで余分に20分以上待たされた挙句、【甘いものやスナック菓子はやめて、ヨーグルトやふかし芋をおやつにあげましょう】的な、毎度おなじみの内容に終始しました。次に、15分近く待って保健師による面談は、事前に書いておいた問診表の内容をなぞって喋るだけ、ただし、問診票の「気になること」の欄に、正直に、次男がほとんど野菜を食べてくれないことと、ここ数週間、夜11時12時までまったく寝付いてくれず困っていることを書いておいたら、「じゃあちょっとあとでもう少し相談してみましょうか」と言われ、なんとなく「結構です」とも言えないままに終了しました。そしてさらに20分待ってやっと歯科検診。大泣きの息子をベッドに押付けて2分で終了。口の中をのぞいていた時間でいったら30秒程度ではないでしょうか。やれやれ、ようやく帰れるかと思ったら、先ほどの保健師との面談で向こうのペースに載せられてnoが言えなかったばっかりに、余分に栄養相談と育児相談まで受けさせられました。


「余分に」などと言うべきではないのかもしれませんが、とにかく今ある問題を話しても、そんなに目からウロコのアドバイスが得られるものでもないので・・・。こちらも困っているので、とっくにネットでいろいろ調べて知っていますし、試してもいます。それでもだめだから困っているわけです。かといって、偏食などについて「相談しましょうね」と、保健師さん(ニコニコしてはいるけれどその実けっこう厳しそうな口うるさそうな、一回り以上は年上の女性)に言われて、「結構です」とはちょっと言えない雰囲気で、「あ、はあ」とか言っている間にどんどん連れて行かれてしまい・・・。っていうことを、実はもう度々経験しています。学習しない、と言われればそれまでなのですが、どうもうまく逃げられません。


というわけでヘトヘトになってやっと家に帰り着くと、もう13時過ぎ。子供は遅いお昼ご飯を食べながら眠くなってぐずり、なんとか食べさせていつもより遅い昼寝をさせて・・・と、毎度のことながら集団健診は一大イベントなのです。


それにしても、どうしてこんなに非効率的なのでしょう。講習会やブラッシング指導もないがしろにしてはいけないのかもしれませんが、メインの健診そのものは2分です。それだけのことをするのに、かかる時間も労力も大きすぎます。


そもそも、健診会場が市内にただ1箇所というのも、そうした親子の苦労を考慮したものとは到底思えません。とくに我が家の場合は私が車を運転しない(ペーパードライバー)なので、会場までバスを乗り継いで行かねばなりません。そんなに本数が多いわけでもなく、ルートも遠回りで、さらに会場へは最寄のバス停から徒歩で10分もかかります。以前住んでいた区では、少なくともいくつかの地区ごとに会場が設けられていました。それが今の市では、市内にたった1箇所です。しかも、毎月1回しか行われませんし、受付時間帯が分かれているわけでもありません。毎月1回、2歳を迎えたばかりの子供たちが1箇所にいっせいに集まってくるのです。


さらに今回は驚いたことに、健診の台も2台しかなく、少なくとも私の子供の順が回ってきた際には歯科医は1人しかいませんでした。子供をいっきに集めておいて、それをたった1人の先生が順番に捌いているようなのです。要するに親子を長時間待たせることが前提のセッティングです。


どう見ても、市の、行政側の都合に振り回されているようにしか感じられません。もとより集団検診でなく、市内の歯科医院で個別に予約を取って健診を受けられるようにすればいいのに、と思うのですが、なぜそうしないのでしょうか。そうすれば近所のかかりつけの歯科医で住みますし、日時も選べて、大変助かります。現状でもいちいち市から個別に、自宅に問診票は送付されてくるのですから、同じ手間なら、そこに健診チケット的なものを同封すればいいことです。そうすると保健師さんの出番がなくなってヒマになってしまうのでしょうか?でも正直、健診以外の面談が役に立った気はしていませんし、むしろもっと保健師の手助けを必要としている人が市内にいないか、どうそこに手を差し伸べられるか、模索してみてもいいのではないでしょうか。それで今以上に必要としているがいなかったのなら、それは保健師の人手が多すぎる、ということなのでしょう。保健師さんたち自身は一生懸命、誠実に、忙しく働いているのかもしれませんが、あまり必要とされない仕事をつくって忙しくなっているとしたら、本人もむなしいでしょうし、社会にとってももったいないことです。


とにかく今の市の集団検診のやり方にはウンザリです。誰のために、何のために、そんなやりかたを続けているのか、まったく理解できません。投書でもしてみたいと思っています。

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集団検診は安上がりなんだと思います。個別歯科医院での検診だとそれなりの費用がかかります。私の住む町の大人の節目検診の歯科検診では3000円です。住民負担500えん。2500円が自治体負担です。
本当に子供のお口の健康を守りたいなら歯科医院を個別に行かれたほうが賢明です。虫歯かどうか見てほしいっていえば、保険がきくはずですし・・小学校や中学の歯科検診は先進国のやり方だとは思えない有様です。

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