井上肇元課長は過去にも圧力をかけていた?~亀田言論弾圧事件 第一回口頭弁論③

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2016年12月03日 00:00

訴状を読んでみると、面白い記述を見つけた。証拠の書類も出ているらしい。被告である井上氏は、答弁書の中で「不知。」と書いているので、事実と決めつけるわけにはいかないが、否定もしていない。


訴状の記述をそのまま転記する。


「原告は,東日本大震災の後,災害弱者らの鴨川市への大規模避難受け入れを実施した。原告は,ニュースサイトのインタビューを受けた際に,行政が滞在費の支払いに難色を示しているため,地域の団体が受け入れに苦労していると話した。その後,インタビューした記者が,「被災者の受け入れを,行政が邪魔している」というタイトルで記事を配信したことに対して,被告井上が,訴外亀田隆明を通じて,原告に行政批判を控えるよう求めた経緯がある(甲8:平成23年3月27日付電子メール)。」


この一文を原告側が訴状に書いた狙いは明らかだろう。以前からそういう人物だったと印象づけたいわけだ。


メディアに批判された時、メディア自身やメディアの取材に応じた人間に対して直接苦情を申し立てるのではなく、間接的に圧力をかける。そういう人だ、と。


まあ、そういう人は、現代日本に掃いて捨てるほどいるような気もするが、問題は、井上氏が単なる医師ではなく行政官で権力を持っており、謙抑を求められる立場ということだ。もし、この「圧力」が事実だとするなら、公務員の存在意義について、根源的な所で重大な勘違いしているのでないかと懸念せざるを得ない。
(つづく)

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