外来にて

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年08月16日 22:30

今日は二週間に一度の外来診療日。

今年のお盆期間は、放課後児童クラブ希望者激減で閉級です。
もう、一人で留守番も平気なのですが、今朝は「ついていく」というので娘同伴で病院へ行きました。

診察を終えて、会計とお薬(自己注射液とキットは院内処方です)を待っているときの会話。

娘「ママって、ちょっとうるさいよね」
 「・・・・」
娘「全然リウマチと関係ない話ばかりしてたよね」
 「・・・・・・・・」
娘「先生は、嫌な患者だなあって顔してたよね」
 「・・・・・・・・・・」


数分前の風景を思い返してみると・・・

ゲームに夢中だった彼女は、母親の名前が呼ばれると、私が「待ってて」と言う前に
すっと立ち上がり、私にぴたっとくっついて診察室に入りました。

主治医のG先生は、開口一番
「こちらが、ピアノの得意な娘さんで」
とおっしゃるので、(そんな話は今まで一度もしたことがないので)
「まあ、(このブログを)見てくださったのですか」
と調子にのってぺらぺら喋った私。
ついつい、ロハス・メディカルの(今月)最新号の特集の話などにも及んでしまい・・・

その後、(今の状態が非常に良いので)注射の間隔を延ばしていってはいけないかという私の問いに、
G先生は、いつまで生物学的製剤の自己注射を打ち続けるかについて、海外で状態の良くなった患者を対象に、注射を中止する治験の試みがあり、近い将来同様のことを日本でもやるかもしれないというお話をしてくださいました。
大変興味深く、もし中止して悪化したらどうするのかなどの質問を繰り返しました。

次回予約と薬の処方で診察は終わりました。

黙り続ける私に、とどめの一撃。

「ママ、諦めたほうがいいよ」

はあ?
今日ついてきたのは、そういうことだったの?

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