大腸検査

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年09月14日 23:58

一次検査で便潜血反応が陽性ならば、次は注腸検査が一般的。

この検査は私も経験があります。

事前の注腸食が少し辛いのと、なにより前夜の下剤が強力で、ほとんど眠れなかった記憶があります。
検査自体は予想したほどではなく、あっという間に終わりました。
全部で30分ぐらい、前後は普通に仕事ができました。

注腸検査で異常があれば、次は大腸ファイバーです。

一昨年、親しく世話になっている友人が、大腸にポリープが見つかり、ポリペクトミー(内視鏡的ポリープ切除術)の処置をしました。検査時間も、精神的苦痛も注腸検査の比ではなかったようですが、入り口に近い位置に5ミリの大きさだったこともあり、日帰りで治療し仕事にも影響ありませんでした。切除した彼女の細胞からは、がん細胞が見つかったのですが、早い処置ですっかり元気になり、今はマーケティング部門で出張の多い多忙な日々です。

院長の大学医学部時代の友人で、水戸であるクリニックを開業なさっている先生がいました。
この先生のご夫人が、人間ドックで大腸に腫瘍が見つかり、内視鏡で切除することになりました。
長年、大変懇意にしていただいている先生の奥様ということで、院長は自分で、消化器外科部長に手術の依頼をし、看護部長に特別室の手配をし、事前の病状の説明は院長室で自分も立ち会っての完璧な対応でした・・

入院の日、病室を見舞った院長に、緊張と混乱気味のご夫人は、

「今は誰にも会いたくありません。出て行ってちょうだい!一人にしておいてちょうだい!」

枕でも飛んでくるような勢いだったそうです。

さすがの院長も、シュンとして自室にもどってきました。

翌日の内視鏡手術を終えて、すっかりお元気になられたご夫人は、その後外来診療のたび、穏かな笑顔で院長室に見えました。

9月はがん征圧月間でもあります。

消化器がん早期発見によって元気を回復された身近な方々のお話でした。

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コメント

真木さんのお書きになられた通りですね、私も大腸検査は経験が有ります。最初の検査の時、ポリ-プが1個、発見され、即、レ-ザ-カットして頂きました。
悪性では有りませんでしたが、数十個も見つかる人がいる様です。

それなりに多少でも長生きをお望みになられる方は、やはり定期的にやられると良いのでは、、、、。
親友を56歳の時、大腸癌で失いました。昨年はもう一人の友人が同じ大腸癌で入院手術、久し振りに合った時、痩せているので気に掛かり、精密検査を勧めました。
最初、渋りましたが、やはり、癌でしたね。
現在は体調も良く元気に毎日を過ごしておりますが、当分は心配と付き合わねばならないでしょう。
下半身の検査は、特に若い方は抵抗を感じるでしょう、中年になると、しょうがないと覚悟が決まり、
還暦を過ぎると、ドクタ-、ざま~、、、診ろ、と言う感じになるものです。

いずれにしても命と引き替えに考える程の問題では有りません。
真木先生のおっしゃる通りだと、考える者の一人です。

「ざまーみろだ!」口癖でした・・(えっ誰のって?決まってますよお☆)

女性はやはり抵抗感があって当然だし、せめて熟練した女性医師にやってもらえることがわかっていれば、(気休めかもしれませんが)ちょっとは気持ちも落ち着くと思うのですが・・

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